今日は去年の後半からの、演奏会レポートにちょっとおつきあいくださいませ。

ずいぶん前のことになってしまいましたが、
まずは秋の府中の森プロムナードコンサートの模様。
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水平トランペット管もあるぞ。
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今回は女声トリオ(ソプラノ:山村奈緒子さん ソプラノ:渡邉恵津子さん
メゾ・ソプラノ:向野由美子さん)とのアンサンブル。
例によって必死のリハーサル&本番で、
きらびやかで美しい皆さんの写真を撮る余裕がまったくなかったのが非常に残念...

コンサートの前半はフォーレやプーランクなどフランス近代音楽。
今回は私の強い希望で、プーランクの「黒いマリアの連祷」をプログラムの軸とした。
ものすごく難しい音の進行や和音が、
アカペラでところどころ出て来る、歌の人泣かせの曲。
「オルガンの人ってこういう曲好きよね〜」なんて
軽く恨まれ?もしたが、練習を重ねて本番では、
透明なアンサンブルと、はっとするような緊張感のある
鳥肌ものの声を聴かせて下さった。
またやりたいなあ。
もう嫌?

後半は、サウンド・オブ・ミュージックのメドレーに
ナレーションをつけてお話仕立てで。

音のずれが生まれないように、
ステージ上の歌のみなさんの声をマイクで拾ってもらって
このスピーカーで聴きながら演奏する。

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朝のシーンの鳥の鳴き声は、
礼子さんから借りてきた、手作りの水笛を使って。
笛の先を水に半分だけつけて、勢い良く吹く。
鳥を美しい声で鳴かせるのはけっこう難しく、
息の勢いが足りないとたちまち瀕死の鳥になる。
今回アシスタントを買って出てくれた
武蔵野音大大学院生の猿渡由佳ちゃんが、大活躍でみごとに吹いてくれた。

他にも教会の鳴り響く鐘の音をWEB上からダウンロードして流したりして、
小道具もあれこれ工夫してみた。
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ステージ上で見つけたスピーカーは、目立たぬよう
壁と同じ色にぬってあるそうだ。
カメレオン...
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終演後、お隣の会場でやっていた
文楽の公演で配られていたという、
文楽せんべいを
ホールの方からお土産にいただいた。
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ここのホールの楽屋は
いつもきれいなお花が迎えてくれる。





















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こんなメッセージとともに。















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アンサンブルのもうひとつの楽しみは、
ずばりみんなで打ち上げ!むふふ。
食いしん坊のみんなで、
府中からはるばる豊島園にある
まで足を運んだ。
左は水牛!のモッツァレラチーズと
生ハムの盛り合わせ。

そしてここのもちもちふわふわ石釜pizzaは
私の大大大好物。
下はルッコラのピッツァ。
夜が更けるまで、女子トークに花が咲いた。
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続いて毎年恒例、みどりが丘ふくしかんのクリスマスコンサート。
今年は尺八の加藤秀和さんと、その名も「今年は和風のクリスマス」
コンサート前に、ふくしかんの志村さんご夫妻と飾り付けをするのが、
すっかりわたしの年中行事になった。
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志村さんが飾ってくださった可憐なお花。
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ピアノのうえにもかわいい音楽隊発見。
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ところで、日々の練習に伺わせていただいているここでは、
「ねえみねこちゃん、これ食べない?」なんて
志村さんの奥様からちょこちょこうれしいおやつの差し入れが。
手作りスイートポテト。
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ある日は白玉入りみつ豆。
ふくしかん、最高です...
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ある日ここで見つけた手ぬぐい。
高校で歴史の先生を
勤め上げた志村さんの
ご主人のコレクションは、
江戸の粋なシャレがテーマ。
『目くじら』







お後がよろしいようで。


コンサート情報を更新しました。
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 2月の50回記念コンサートにあたって、オルガニストで作曲家の近藤岳さんに
 築地本願寺のオルガンのための新作をお願いして、先日出来上がってきました。
 曲名は「薄紅の刻(うすくれないのとき)」
 2月の終わりにふさわしく、春の桜を予感させる
 繊細ではかなげな美しい曲です。
 この曲の初演というとてもうれしい、ありがたい機会をいただきました。
 さあ、練習練習...


◇2月9日(火)12:10〜12:50 弓町本郷教会「ひるの憩い」
世の中はこんなイルミネーションで、クリスマスムード一色のころ
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うっかり六本木ヒルズにある映画館に行ったら、
そこら中にカップルが溢れかえっていた。

そういえばいきなり脱線ですが
この映画、おすすめです!
3Dの映画館で是非どうぞ。
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...話を戻して、
師走の築地本願寺ではいつも通り
ランチタイムコンサートが行われた。
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この日に演奏して下さった米沢陽子さんは
カトリック山手教会のオルガニストをつとめていらっしゃるので、
前の日、クリスマスイブの夜は、深夜1時半くらいまで
横浜にある教会で深夜ミサの奏楽をされていたそうだ。
教会オルガニストにとって、最も忙しいこのシーズン、
さぞかしお疲れではないかと、なんだか申し訳ない気持ちで
お迎えしたところ...

このピカピカの笑顔を見て下さい!
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最近つくづく思うこと。
オルガニストは皆さん、とってもタフです。



最初に演奏された、オランダの作曲家、スゥエーリンクの
代表作として知られている大公の舞踏会は、
私も好きで良く弾きますが、
米沢さんによると、実はその弟子のシャイトの作品であるらしいと
いうことが近年判明したそうです。
おそらく、スゥエーリンクの曲の中でも
一番よく弾かれるのではないかと思われるこの曲が、別人のものだなんて。
かなりの衝撃です...

オルガニストの友人のみなさま、知ってました?

そして、11月の勝山さんに続いて
米沢さんもバッハの難曲トリオソナタを!
第6番ト長調 は、軽やかで輝かしい希望に満ちた曲。
米沢さんのお人柄そのものの明るい音色が、
さわやかな風のように本堂を抜けて行く。

オルガンは、ピアノと違って
強く叩いても音が強く鳴ったりしないので
どんな人が弾いても同じ音が出ると思うでしょ?
それが、ぜんぜん違うんですね。

きれいなタッチにうっとり。
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カメラなんか向けられちゃうと、ボク恥ずかしいなあ。
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「築地はやっぱりお魚でしょ」と海鮮丼を堪能された米沢さん。
この後翌日のコンサートの為に、元気に水戸へと向かわれました。
やっぱりものすごくタフです...
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ちなみに私は穴子丼に初チャレンジ。
お刺身は一通り食べてみたので。
なんていうと、イタリアの愛ちゃんに怒られるなあ。

ふわふわに柔らかい穴子がたっぷり。
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ところで明日1月29日(金)15時より、米沢さんの在籍される
東京芸術大学で演奏会があります。
みなさま、ランチタイムコンサート→築地でお昼ごはん
のあとは、是非上野へお出かけください。
詳細は以下の通りです。
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東京芸術大学大学院音楽研究科博士後期課程
学位審査演奏会

日時:2010年1月29日(金) 15時開演
場所:東京芸術大学奏楽堂(音楽学部構内)
入場無料
出演:米沢陽子(古楽科バロックオルガン専攻 博士5年)

プログラム

ザムエル・シャイト(1587-1654)
ファンタジア《ああ、私は傷ついている》 SSWV 103
エコー SSWV 128
天にまします我らの父よ SSWV 104

ニコラス・ブルーンス(1665-1697)
来たれ、異邦人の救い主よ

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)
ファンタジアとフーガ ト短調 BWV 542
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さて、今年初のランチタイムコンサートは、フランスのトゥールーズに留学されて、
いまでは金沢と東京を行ったり来たりしながら演奏活動をされている、春日朋子さんが
いらして下さいます。
明日、1月29日(金)12:20分より本堂にて、お待ちしております!

プログラムと、ご本人によるメッセージです。

【プログラム】

  L. Marchand : Premier livre d'orgue より

        1. Plein jeu 

 2. Tierce en taille

 3. Dialogue

 伊藤完夫:聖堂の朝

 D. Buxtehude : Passacaglia  ( BuxWV 161 )

 J. S. Bach : Praeludium et Fuga in C  BWV 547 )

 


新年最初の「築地本願寺パイプオルガン・ランチタイムコンサート」に

出演させて頂けることを、大変嬉しく思っています。

人それぞれが、さまざまな思いを抱いて集うお寺でのコンサートで、

皆様と共にひと時を持てますことを楽しみにしています。

春日 朋子

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築地本願寺で副オルガニストをしています。それからあちこちでオルガンを弾いてい ます。 どういうわけかお寺でオルガンを弾くことになって、こうしてblogを書くことにもなっ て、そのことに自分でもびっくり。その日々の小さいびっくりを拾い集めて書いてい けたらいいな、と思っています。 これまで文章を書いたことも、写真を撮ったこともありませんが、習うより慣れろ、 ということで少しずつ。 たかがblogといえど、書いた文章は読めば読むほど何度でも直したくなります。 毎回なかなか送信ボタンが押せない、自分のもとから手放せないで苦しみます。 ある演奏家が『話したり書いたりすることも表現活動の一環』と話すのを聞いて、な るほど、と思うこのごろです。 好きなこと、もの:無類の猫好きです。ホットヨガ。最近ではホットフラも始めました。 気持ちがいいです。旅。散歩。車の運転も好き。文房具やさん。商店街。海外のスー パーマーケット。長風呂。家のベランダ。先日ダーツデビューをしてかなりおもしろ かったので、またやりたいなぁと。おいしいものを好きな人達と楽しくわいわい食べ ること。時々作ること。

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