ららぽーと横浜でカリヨンとオルガンが一体になった、
世界にひとつしかないという面白い楽器を弾いてきました。
ドイツのオルガン工房イェームリッヒ社と、磁器工房マイセン社の共同製作で、40個のカリヨン(鐘)と49本の白いパイプは、なんと陶器で出来ています。
羽を広げたクジャクのようなかたちに作られているので、
[KUJYAKU]という愛称で親しまれています。

この世にも珍しい楽器を発案したのは、今から約300年ほど前のザクセンの王様、アウグスト2世です。
この王様、白磁器にすごく惹かれて、
日本や中国の膨大な量の磁器をコレクションしていたそうです。
彼は収集した白磁を収納するために、オランダ館を改築します。
その中に日本館の建造を試み、館内の礼拝堂に設置する
白磁で出来たカリヨンとパイプを持つ楽器の製作を命じます。
しかしその計画は、着工する前に王様が亡くなってしまったので、
実現されませんでした。
それから300年近くがたった現在、遠く離れた日本の横浜で
王様の願いがようやく叶えられたわけです。
うーん壮大なロマンです。
2段鍵盤の、上がカリヨンを鳴らす鍵盤、下がパイプを鳴らす鍵盤。
オルゴールと、手回しオルガンを同時に鳴らしたようなかわいらしい音です。
カルメン
カリヨンの発祥は17世紀のオランダ、ベルギーだと言われています。
演奏方法は、大きな鐘をひもで引っ張って鳴らす方法、
(これは人間がぶら下がって鳴らしていたそうです。
鐘はたいがい屋根のほうなど高いところにあるので、
そこからぶら下がるとすると、命がけです。私にはとてもとても......)
大きな鍵盤を足で踏んで鳴らす方法、こぶしでたたいて鳴らす方法、
大きなドラムをまわして、オルゴールのように鳴らす方法などがあります。
現在は、ほとんどコンピューターで自動的に鳴らしているようです。
オランダに留学していた友人に聞いた話によると、
音楽大学にはピアノ科、声楽科と同じようにカリヨンの演奏を勉強する課程があって、専門にカリヨンを演奏する人を「カリヨニスト」と言うそうです。
今回はメゾソプラノの向野由美子さんと、シャルウィーダンス、小さい秋見つけた、のハバネラなどを演奏しました。
どの歌も素敵でしたが、最後のカルメンは圧巻!会場の空気を一瞬にして変えてしまいました。
向野さんのコンサート情報
~OB交響楽団第167回定期演奏会~
10/14(日)すみだトリフォニー大ホール
開演 14:00(開場13:30)
出演 遠藤政孝[指揮]
向野由美子[アルト]
羽山晃生[テノール]
OB交響楽団
曲目 マーラー/交響曲第10番「アダージョ」
大地の歌
チケット [全席自由]¥1,000
問合せ 渡辺090-6524-9045 obsym@nifty.com
~湘南アマデウス合奏団 定期演奏会~
10/27(土)藤沢市民会館大ホール
開演 14:00
曲目 W.A.モーツァルト「リタニエ」他
アルトソリストで出演。
HPはこちら。
~藤原歌劇団公演 オペラ「蝶々夫人」~
11/17(土)テアトロ・ジーリオ・ショウワ
開演 15:00 (開場14:00)
スズキ役で出演
HPはこちら。
~オペレッタ「こうもり」~
12/25(火)14:00~
12/27(木)18:30~
HPはこちら。
オルロフスキー公爵役で出演
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次回のカリヨンライブは、10/28(日)13:00~/15:00~
詳細はこちら。
この日はこどものためのプログラム。
パイプや鐘はどうやって鳴るんだろう?構造はどうなっているんだろう?
実際に弾いてみよう...など、
ワークショップ風にやってみようかと思っています。
こどもたちはこの楽器が大好き。
お子様連れの方、お散歩がてら遊びに来て下さい。
小島 弥寧子




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