オルガンの調律を教わっています。
まずはごくごく、簡単なところから。
パイプは気温や、湿度の変化により音に狂いが生じるので、
特に寒暖の差が激しいこの季節は、まめな調律が不可欠です。
というわけでオルガニスト自身が調律できると、いざという時にとても便利。
師匠は聖パウロ教会のオルガニストの佐藤礼子さん。
礼子さんは去年の6月に、本願寺でも演奏してくれました。
聖パウロ教会では、築地本願寺と同じように月に一度、
第2金曜日の12:20からランチタイムコンサートが開催されます。
地図はこちらhttp://www.nskk.org/tokyo/church/map_html/paul_m.htm
ランチタイムコンサートのための調律は、彼女が担当します。
毎月のその機会が私の修業の場。
アシスタントをしながら、少しずつ調律も教わっています。

北ドイツバロック様式のこのオルガンは、辻オルガン工房製の1976生まれ。
築地本願寺の楽器のより5歳ほど若い、31歳。
妙齢です。
パイプにはいろいろな素材や形があります。
中でも真鍮のリードを共鳴させて発音する「リード管」と呼ばれるものは、
弾く度にふるえて動くので狂いやすい。
そのためリード管には調律がしやすいように、
パイプに金属のピンがついていて、このピンの長さを調節して調律をします。

「まめに調律してしょっちゅうピンを動かしていると、
だんだんピンが自分の居場所を覚えて、あまり大幅には狂わなくなってくるの」
とは礼子師匠談。
賢いです。
まるで生き物みたいです。
楽器も人間と同様、可愛がって手をかけて大切にすることですね。
上の方にあるパイプははしごを使って、高くて狭いところに上がって調律します。
結構怖いです。
足を踏み外さないように注意しながら恐る恐る。

調律中の礼子さん。
カッコイイです。

ご覧のように金属の薄い板状の棒でピンを叩いたり、上げたりして調律しています。
ペダルのパイプは大きいのでピンも太く、動かすのが大変なので
小さなトンカチで叩きます。
パイプを壊さないように慎重に。
パイプと鍵盤が離れているので、調律するのと鍵盤を押すのは別の人、
2人がかりです。
リード管は、例えばトランペットのように大きな音が出るものが多いので、
鍵盤を押す人には大声を出さないとと聞こえません。
「え?」「何?」「もう一回言って?」
なんていうやりとりもしばしば。
だんだん耳が疲れてくると、時々空耳が聞こえることも。
...まずいですね。
こんなわけで調律は結構な重労働、ガテン系です。
すぐに汗が出てきます。(冷や汗もちょっと含まれています、たぶん。)
まだまだ音を上手に聞き分けることが出来ないので、
とてもひとりでは出来ませんが、来年の春くらいまでにはなんとか。
...なりますかねえ?礼子師匠。
小島 弥寧子




頑張ってくださいネ。
あんなにたくさんあるパイプを全部チューニングするなんて‥‥ギターのチューニングだけでもイヤになるのに‥‥ハハハハ
マイコン坊主さま
ありがとうございます。
が、がんばります!
さすがに全てのパイプは無理なので、
私がやっているのはごく一部ですが。
でもやってみるとけっこう面白いですよ。