2008年5月アーカイブ

4月はわたしが演奏のお当番。
お寺のオルガニストならではのことをやりたい!と、
今回はお坊さんたちを巻き込んでの演奏が叶いました。

オルガン曲で、グレゴリオ聖歌のメロディをテーマに扱ったものを
演奏するとき、
まずはじめに元になった聖歌をアカペラで、
その後オルガン曲を演奏する事があります。

これにヒントを得て、声明とオルガンの演奏を交互にやってみるこ
とにしました。

リハーサル風景
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本番直前、ただいまスタンバイ中
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コンサートの始まりは、静かなオルガン曲から。
演奏中にしずしずとお坊さん登場です。

いざ出陣
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それにしても、彼らはものすごく姿勢が良いです。
そして所作が美しい。
本堂はいつものランチタイムとちょっと違う雰囲気に、
ピンと張りつめた空気が流れます。
この緊張感がたまらない...

衣体の何とも言えない綺麗な色あいを、「藤鼠」というそうです。
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4人の声がビタッっと合っています。
しかも張りのある、超美声。
ちょっと鳥肌ものでしたよ。
カラオケ歌わせても上手いんだろうなあ...

イケメン揃いでしょ?
このブログのデザインを担当してくれている、平井裕善さん(左)
若手のホープ!眼鏡の素敵な山階晃雄さん(右)。
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ランチタイムではすっかりお馴染み、石川勝徳さん(左)
こちらもお馴染み、日々このブログをアップしてくれている福井学
誠さん(右)。
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声明+オルガンの部分はこんな構成です。
1曲目・オルガン演奏(伊藤完夫オルガン曲集より)→声明
→2曲目・オルガン演奏(伊藤完夫オルガン曲集より)→声明
→3曲目・オルガン演奏(スペイン・ルネサンス時代のオルガン曲


ここ本願寺の初代オルガニストだった伊藤完夫さんの曲は、
当然「仏教音楽」を念頭において作られているので、
お経と交互に演奏しても全く違和感がありません。
3曲目に演奏したスペインの古い時代の曲が、またいい感じに
ぴたりと合ったのは、実に気持ちが良かった。
この曲を作ったアラウホさん、
まさか400年後に日本のお寺で声明と交互に演奏されることにな
ろうとは、
夢にも思わなかったことでしょう。

石川さんによる声明の読み方、
特別な抑揚の付け方の説明に、お客さんも「ふむふむ、なるほど
」といった様子。

TBCの時みたいに声明とオルガンを同時に演奏してもいけるなあ
、そうすると雅楽も欲しい!
などと今後に向けての夢もふくらんできました。

終演後、高輪、正満寺の保芦宏亮さんとともに控え室を訪ねて下さ
ったのは、
チベットからはるばるいらっしゃったお坊さん達。
ウントゥン・リンポジェさんと、カルマ・トゥルクさん。
このランチタイムも国際色豊かになってきました。
さてここで問題です。
どれが保芦さんでしょう。
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これぞホントのランチタイム。
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まだ勤務中の皆さんは、残念ながらビール抜きで。
でもなんだか楽しそうでしょ。

次回は5月30日(金)12:20
ご近所、聖路加国際病院礼拝堂のオルガニスト、
小野田良子さんの演奏です。
小野田さんはジャズピアニストとしてもご活躍。
ものすごく格好イイ!ジャズアレンジも期待できそうです。
是非ぜひ、お越し下さい。
横浜にある神奈川県民ホールに、リハーサルに来ました。
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地下鉄みなとみらい線日本大通駅を降りて地上に出ると、海の匂い。

ホール前の通り
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通りを挟んだ向こう側は、山下公園。
そして海だ!!
天気が悪いのが残念...
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ドイツのJohannes Klais社1975年製
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クライスのオルガンは、勉強した音大にあったので懐かしい。
うん、この音、この音、と思い出しながら弾いています。
ロビーにはパイプが展示されています
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公共ホールで最初にオルガンを入れたというここでは
、お昼に無料のパイプオルガン・プロムナード・コンサートをやっています。

今日はその為の練習です。
今回で第278回!
歴史があります。
ちなみに築地のランチタイムは来月30回を迎えます。
まだまだひよっこですね。

よかったら遊びに来て下さい。
中華街も近いですよ。
あ、食べもので釣るな?

5月23日(金)12:20から
詳しくはこちら

マルチェーナでは、修道院が運営する宿泊施設<オスペデリア・サンタ・マリア>に滞在しました。
修道院の塔
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パティオ(中庭)を抜けて
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階段を上がって
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部屋へ。
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こじんまりとした清潔なところです。
シャワールームもトイレもついて1泊23ユーロ!
これだからヨーロッパの旅はやめられない。

それでも一度だけあったこんなこと。

朝早くシャワーを浴びていたら、突然水しか出てこなくなった。
どれだけ待っても。
その時私の頭はシャンプーの泡だらけ。
しかたない、水をかぶりましたよ。
いくら暖かいと言っても寒暖の差が激しいこの国、朝の気温はおそ
らく10度ちょっと。
プチ修業です。
しばらくバスタオルにくるまってぶるぶる震えていましたが、
その朝再び温かい水が出ることはありませんでした。

なんのこれしき。

なんだ??
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これはレセプションでした。
シスター達は決して人前に姿を現しません。
この台の上にパスポートやお金を置き、ぐるっと半回転させて裏側
で彼女たちが受け取るという仕組み。
お釣りや領収書を乗せてまたぐるっと回して、
今度は表で私が受け取る。
顔の見えない声だけのやり取りです。
ものすごく不思議な気持ちになります。


修道院では1日8回も「聖務日課」という、
仏教で言えばお勤めのようなものが行われます。
夜は11時半まで、朝は6時から
古い足踏みオルガンの伴奏で聖歌を歌うのが聞こえてきます。
聖歌の子守歌と、目覚まし...限りなく非日常の世界。

旅はこうでなくっちゃね。

でももうちょっと寝かせてよね。

なんてかわいらしいマルチェーナの駅
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アンダルシア地方特有の白い家々が並びます。
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ふと見上げると、高い塔に大きな巣があります。
各コーナーにはコウノトリが!!
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あんたたち、なにもこんな狭いところに住まなくても...ねえ。

おとぎ話みたいな風景でした。
スペイン・イタリアで撮りためた写真がたくさんあるので、
折りを見て少しずつ紹介していこうと思います。

まずはスペイン・セビーリャ駅の切符売り場です。
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ハイテクな機械がずらっと並んでいましたが、すべて故障中。
長蛇の列に並んで窓口で買うしか方法がありません。
ま、のんびり行きましょうか。

電車の出発時刻と、ホームの場所を確認しようとしたら、
こちらも故障中、すべて空欄です。
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スペインの国鉄(Renfe)の電車。
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なかなかすてきでしょ。
この電車に揺られてること40分。
マルチェーナへ向かいます。

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築地本願寺で副オルガニストをしています。それからあちこちでオルガンを弾いてい ます。 どういうわけかお寺でオルガンを弾くことになって、こうしてblogを書くことにもなっ て、そのことに自分でもびっくり。その日々の小さいびっくりを拾い集めて書いてい けたらいいな、と思っています。 これまで文章を書いたことも、写真を撮ったこともありませんが、習うより慣れろ、 ということで少しずつ。 たかがblogといえど、書いた文章は読めば読むほど何度でも直したくなります。 毎回なかなか送信ボタンが押せない、自分のもとから手放せないで苦しみます。 ある演奏家が『話したり書いたりすることも表現活動の一環』と話すのを聞いて、な るほど、と思うこのごろです。 好きなこと、もの:無類の猫好きです。ホットヨガ。最近ではホットフラも始めました。 気持ちがいいです。旅。散歩。車の運転も好き。文房具やさん。商店街。海外のスー パーマーケット。長風呂。家のベランダ。先日ダーツデビューをしてかなりおもしろ かったので、またやりたいなぁと。おいしいものを好きな人達と楽しくわいわい食べ ること。時々作ること。

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