2009年1月アーカイブ

新宿文化センターで行われた子供向けコンサート、
「ビっクリスマス」に出演したときの模様。

私の大好きなオルガンのひとつ
アルフレッド・ケルン社(フランス)1991年制作
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演奏台はこんな風。
4段も鍵盤がある。
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70個以上並ぶストップ。
手書きの音色のなまえは、もちろんフランス語。
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今回は法政大学交響楽団と共演した。
ただいまリハーサル中。
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本番中に舞台裏からこっそり。
おっ、トナカイがいるぞ。
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終演後、「先生、わたしのこと覚えてますか?」と声をかけられた。
彼女は6年ほど前の、わたしが初めて大学で授業を持った年に担当した学生だった。
すっかりきれいになっちゃって、わかりませんでした。
今は念願の保育士として、日々奮闘しているそうだ。
この日は、お手伝いのスタッフで参加していた。
なんだかすごくうれしかった、思いがけない再会。
瑛理ちゃん、がんばれ!!
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続いて、クリスマスのせたがやロビーコンサート。
カウンターテノールの本岩孝之さんと、
世田谷区内3カ所をまわって演奏するというものすごい企画。
このポジティフオルガンとともに。

リチャードH.ウッド(イギリス)制作
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小さくても立派なパイプオルガン。
中にはぎっしりパイプが並ぶ。
この楽器のパイプはすべて木製。
なんとも柔らかく温かい響きだ。
長くて入りきらないパイプは曲げられてしまってある。
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楽器の面倒を見ながら、3カ所運んでまわるという
大仕事をサラリとこなして下さった技術者の佐藤さん。
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まずは世田谷区役所第一庁舎ロビー。
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すぐやる課
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コンサートを主催したせたがや文化財団の音楽監督を務めている、
作曲家の池辺晋一郎さんも見えていた。
終演後にお話するうちに、
池辺さんはなんと本願寺オルガニストの伊藤先生の
北沢中学時代の先輩だったことが判明。
思い出話を聞かせて下さった。
世の中はとてつもなく広いようで、実は狭くて面白い!

2回目は世田谷美術館エントランスロビー。
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廊下もすてき。
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吹き抜けになっているので、音が良く響いて本当に心地がよい。
オルガンは空間の楽器だということを改めて実感。
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最後は三軒茶屋のキャロットタワー26階展望ロビー
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窓の外は東京の夜景が広がる。
残念ながら雨が降っていたが、それもまた風流。

オルガンの演奏はともかく、3回公演を歌い切った本岩さん。
「終わっちゃうとな〜んかさみしいなあ。もう1回くらい歌いたいよ。」
そういえば回を重ねる度に、調子が出て来ていた様子だった。
さすがです。参りました。

あっ、ここにもトナカイ。
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この方は、すべての回でチラシを配ってくださった。
衣装は自前だとか。
どんだけ...


近くで見ると、思いがけずつぶらな瞳のトナカイさん。
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年末も押し迫った12月26日。
2008年最後のランチタイムコンサートは、
こんな青空のもとで。
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昨年春、本山のある京都から東京に引っ越してこられた
次期ご門主、新門さまご夫妻がお揃いで
初めてランチタイムコンサートにいらっしゃった。
後ろから失礼します。
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今回はベルギーからやって来た、
ジャン=フィリップ・メルカールトさん。
こちらも後ろから失礼。
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コンサートは「喜び、光、自然」というテーマで、
バッハ、フランクからデュプレまで、楽しませてくれた。
近、現代のフランスものは彼のお得意レパートリー。
特に、同じベルギー生まれのフランクが作曲したパストラーレは、
なんとも自然でしなやかな演奏だった。

彼はリハーサルで決めた音色を、楽譜に一切書かない。
すべて頭の中にインプットされているのだ。
楽譜にあるメモはアシスタントの私のため。
どんな脳みそしてるんだろ。

リハーサルでの会話。
デュプレの曲を練習している時、
「この曲知ってる?」
「初めて聞いた。いい曲だね。好きだな。」
うれしそうに
「でしょでしょ。変な曲だけど。好きなんだよ」


しんけんなまなざし。
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北海道の札幌コンサートホールkitaraで1年間オルガニストをつとめていた
ジャン=フィリップ、お魚はなんでも食べるというので
終演後はお寿司屋さんへ直行。
見よ、この笑顔。
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彼いわく、ベルギーでは魚を金曜日に食べるという。
もともとはイエスキリストが亡くなった金曜日に、
お肉を食べないという習わしががいつの間にか、
金曜日は肉を食べない日→魚を食べる日、
というふうに変わって行って、
学校給食も毎週金曜日だけに(!)魚が出てきたと話してくれた。

「生のたこも食べられる?」と聞いたら、
「もちろん大好きだよ。ある日札幌のスーパーで美味しそうなたこを売ってたから、
買って帰ったんだ。」
「どうやって食べたの?」
(ジェスチャー付きで)「そのまま頭から足までこうやってかじりついた。」
「げっ、生のまま全部?」
「うん。美味しかったけどその日は一日中ずーっとおなかがいっぱいだったよ。
ホールの人にその話をしたら、みんな固まってた。」
恐るべし、ジャン=フィリップ...
やっぱりただ者じゃなかったよ。

美味しいお寿司の3分の1は我慢して、ジャンフィリップに食べてもらった。
というのもこの後、日々ランチタイムコンサートを支えて下さっている
伝道学事部のみなさんが、焼き肉やさんで忘年会をするというので、
勝どき橋を渡ってのまま合流したのだ。

お寿司と焼き肉のはしご。
今後の人生の後にも先にも、こんな贅沢な日があるでしょうか。

前菜は色とりどりのナムル。
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みんなお肉に夢中〜。
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さて新年初のランチタイムコンサートは、1月30日(金)12:20~
築地本願寺オルガニストの伊藤繁さんです。
どうぞお楽しみに。

プログラム
・仏は常に:伊藤完夫作曲
・のんのさま:東村美穂作詞・中村八大作曲
・シャコンヌ ニ短調:パッヘルベル
・前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549:J.S.バッハ

伊藤先生からひとこと
パイプオルガンの特徴は、音色が豊かなこと、足鍵盤があることでしょうか。
きらびやかな高音、お腹に響く重厚な低音。低く静かな低音も聴きどころでしょう。
そんな音楽をお聴かせできたら、とプログラムを考えてみました。



お正月は山梨県韮崎市穂坂町にある祖母の家で過ごした。
寒いけれど良く晴れて、空気も澄んで、気持ちがよい新年。
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富士山もでっかいぞ。
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夕暮れ。
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祖母は若くして孫(私)が出来たので、
決して「おばあちゃん」と呼ばせなかった。
母親を指差して、
「こっちがママでわたしは?」
私「お母さん!」
というのを何度もやらさられた。
...思えば、両親や祖父母に
いろいろなガセネタを云い聞かせられて育ったものだ。
かなり大きくなるまで信じ込んでていたことが多々ある。

というわけで、私のおばあちゃんは「ホサカのお母さん」なのだ。
ややこし〜。
酔っぱらったおじいちゃんに、
「なんでこの人だけお母さんなんだ。こらっおばあちゃんと呼べ!」
と追いかけられたこともあったな。


食いしん坊でお料理上手なお母さんのごちそうを食べ続けた3日間。
筑前煮。
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シイタケのこどもたち。ちっちゃ〜い。
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お母さんは、ほうとう名人としてテレビに出たこともあるんです。
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あたし、ニャーちゃん。
恥ずかしいからお顔は見せないのよ。
ほんとは、おなかに白い三日月もあるんだけどね。
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こちらはコロ。
実はわたしは、犬が少々怖い。
そしてこいつもとっても臆病者。
近づくと縁の下に逃げる。
おなかがつっかえてるんだけどね。
という訳で10 年以上仲良くなれなかった我々が、
この度めでたく縁側で一緒にひなたぼっこをするくらいの仲になった。
ねえねえちょっと、背中の方もなでて下さいな
と、ぴたりとくっついて来たりして。
う〜ん、かわいいやつめ。

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帰るときに、暗闇の中挨拶に行った。
「また来るからね。」
と、そっと頭をなでた瞬間、がぶりとやられました。
右手の中指にくっきりと噛み跡3つ。
が〜〜〜ん。

帰りに手作りの野菜をたっぷりもらって帰った。
他にジャム、みそ、梅干し、干し柿、おもちなどなど。
この大根が瑞々しくしゃきしゃきとして、本当に美味しい。
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これで当面生き延びられます。
ありがとう、ホサカのお母さん!




12月の世の中はクリスマスムード一色。
お寺のオルガニストである私は、教会での礼拝奏楽こそないものの、
この季節はそれなりにばたばたと忙しい日々を過ごすことになる。

まずは恒例、みどりが丘ふくしかんでのクリスマスコンサート。
ふくしかんにオルガンがやってきてから
今年で6回目を数えるこの手作りのコンサートでは、
毎回企画・演奏から飾り付けまでを担当している。

自宅からふくしかんまで自転車を走らせる途中、目黒通りを横切る。
緩やかな坂道に続く銀杏並木。
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きれい。
でもね、ブレーキをかけると滑るので要注意。
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前日、ふくしかんの志村ご夫妻と共に飾り付け。
この作業がかなり楽しい。
いつものふくしかんがこんな風に。
ムード出てるでしょ。
休憩にはワインのサービスもある。
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今回はカウンターテノールの本岩孝之さんと一緒に。
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コンサートの間に、ちょっとしたハプニングが起こった。
会場のいたる所に置いたろうそくが、
黒い煙をもくもくはきながら勢い良く燃えだしたのだ。
仕方なく一時中断して火を消すことになった。
終演後「いつもはこんなことにならないのに、なんでだろうねぇ。」
と志村さんとろうそくを眺めていてはたと気付いた。
この100円ショップで買ってきた激安ろうそく、ロウが透き通っていない。
来年からはケチらずいいものを買います。

いただいた美しい百合の花は、お正月まで咲いていてくれた。
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続いては立正佼成会大聖堂に新しく入ったオルガンのお披露目コンサート。
須藤オルガン工房2008年制作 
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オルガンはドーム型の天井に近い最上階、7階に設置されている。
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今回のコンサートの為に、イタリアからロレンツォ・ギエルミ氏が来日した。
ギエルミさんのリハーサル風景。
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私はそのオープニングに歌の伴奏をした。
ソプラノの中村朋子さんは、階下のはるかかなた。
音がずれないようによぉく耳を澄まして。

下の階を上から見た図。
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出番が終わった後は、誰もいないオルガンの反対側にこっそり座って聴いた。
ギエルミさんの魔法の手から紡ぎだされるのは、
躍動感あふれるこれぞ生きた音楽。
今回アシスタントと通訳という重要な任務を果たした
文ちゃんとともにくつろぎながら、至福の時。
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このコンサートの実行委員としてずいぶん前から走り回って準備していた
オルガニストの野田美香さん。
似すぎているので似顔絵で。
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美香ちゃんのリクエストで、衣装はお気に入りのアオザイを着た。
3年前にベトナムに行ったときに、市場でオーダーメイドしたもの。
生地を選んで、身体の隅々まで20カ所くらい採寸、
2日後に出来上がったものを、滞在先に届けてくれるというすごいシステム。
値切ったりして、確か60ドルくらいだった。
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本番20分前、楽屋弁当をしっかり食べてから着替えたら、
この身体のラインぴったりに作ったアオザイのボタンがしまらない。

3年前は人生のなかでもっとも痩せていた時期だったのを忘れていた。

むりやり文ちゃんにボタンを閉めてもらって
下の方は中村さんに安全ピンを借りて応急処置。

息をひそめてロボット歩きでぎくしゃくといざ本番へ。

演奏中、そんなことは頭からすっ飛んで大きく息を吸った瞬間、
ぶちぶち...っという恐ろしい音が。
しかも演奏台の様子が、数台のカメラで
階下の客席のスクリーンに映し出されていたのだった。
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こんな大掛かりな装置で...
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後でこわごわいただいたDVDを見たところ、
我ながら知らん顔ですまして弾いてる。セーフ。
でも不自然に姿勢が前かがみだぞ。

おまけにこの日は朝起きたら、顔が真っ赤に腫れ上がっていて、ぎゃーと叫んだ。
原因は試供品でもらった、某高級化粧品の美白ローション。
数日後顔の皮が一通りむけて、脱皮完了。
ずいぶんワイルドな美白だったな。

またベトナムに行かなくっちゃ。

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「築地本願寺」
パイプオルガンを持つ不思議なお寺。
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オルガニスト柳澤文子さんによる日々のブログ
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築地本願寺で副オルガニストをしています。それからあちこちでオルガンを弾いてい ます。 どういうわけかお寺でオルガンを弾くことになって、こうしてblogを書くことにもなっ て、そのことに自分でもびっくり。その日々の小さいびっくりを拾い集めて書いてい けたらいいな、と思っています。 これまで文章を書いたことも、写真を撮ったこともありませんが、習うより慣れろ、 ということで少しずつ。 たかがblogといえど、書いた文章は読めば読むほど何度でも直したくなります。 毎回なかなか送信ボタンが押せない、自分のもとから手放せないで苦しみます。 ある演奏家が『話したり書いたりすることも表現活動の一環』と話すのを聞いて、な るほど、と思うこのごろです。 好きなこと、もの:無類の猫好きです。ホットヨガ。最近ではホットフラも始めました。 気持ちがいいです。旅。散歩。車の運転も好き。文房具やさん。商店街。海外のスー パーマーケット。長風呂。家のベランダ。先日ダーツデビューをしてかなりおもしろ かったので、またやりたいなぁと。おいしいものを好きな人達と楽しくわいわい食べ ること。時々作ること。

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