年末も押し迫った12月26日。






2008年最後のランチタイムコンサートは、
こんな青空のもとで。

昨年春、本山のある京都から東京に引っ越してこられた
次期ご門主、新門さまご夫妻がお揃いで
初めてランチタイムコンサートにいらっしゃった。
後ろから失礼します。

今回はベルギーからやって来た、
ジャン=フィリップ・メルカールトさん。
こちらも後ろから失礼。

コンサートは「喜び、光、自然」というテーマで、
バッハ、フランクからデュプレまで、楽しませてくれた。
近、現代のフランスものは彼のお得意レパートリー。
特に、同じベルギー生まれのフランクが作曲したパストラーレは、
なんとも自然でしなやかな演奏だった。
彼はリハーサルで決めた音色を、楽譜に一切書かない。
すべて頭の中にインプットされているのだ。
楽譜にあるメモはアシスタントの私のため。
どんな脳みそしてるんだろ。
リハーサルでの会話。
デュプレの曲を練習している時、
「この曲知ってる?」
「初めて聞いた。いい曲だね。好きだな。」
うれしそうに
「でしょでしょ。変な曲だけど。好きなんだよ」
しんけんなまなざし。

北海道の札幌コンサートホールkitaraで1年間オルガニストをつとめていた
ジャン=フィリップ、お魚はなんでも食べるというので
終演後はお寿司屋さんへ直行。
見よ、この笑顔。

彼いわく、ベルギーでは魚を金曜日に食べるという。
もともとはイエスキリストが亡くなった金曜日に、
お肉を食べないという習わしががいつの間にか、
金曜日は肉を食べない日→魚を食べる日、
というふうに変わって行って、
学校給食も毎週金曜日だけに(!)魚が出てきたと話してくれた。
「生のたこも食べられる?」と聞いたら、
「もちろん大好きだよ。ある日札幌のスーパーで美味しそうなたこを売ってたから、
買って帰ったんだ。」
「どうやって食べたの?」
(ジェスチャー付きで)「そのまま頭から足までこうやってかじりついた。」
「げっ、生のまま全部?」
「うん。美味しかったけどその日は一日中ずーっとおなかがいっぱいだったよ。
ホールの人にその話をしたら、みんな固まってた。」
恐るべし、ジャン=フィリップ...
やっぱりただ者じゃなかったよ。
美味しいお寿司の3分の1は我慢して、ジャンフィリップに食べてもらった。
というのもこの後、日々ランチタイムコンサートを支えて下さっている
伝道学事部のみなさんが、焼き肉やさんで忘年会をするというので、
勝どき橋を渡ってのまま合流したのだ。
お寿司と焼き肉のはしご。
今後の人生の後にも先にも、こんな贅沢な日があるでしょうか。
前菜は色とりどりのナムル。

みんなお肉に夢中〜。

さて新年初のランチタイムコンサートは、1月30日(金)12:20~
築地本願寺オルガニストの伊藤繁さんです。
どうぞお楽しみに。
プログラム
・仏は常に:伊藤完夫作曲
・のんのさま:東村美穂作詞・中村八大作曲
・シャコンヌ ニ短調:パッヘルベル
・前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549:J.S.バッハ
・シャコンヌ ニ短調:パッヘルベル
・前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549:J.S.バッハ
伊藤先生からひとこと
パイプオルガンの特徴は、音色が豊かなこと、足鍵盤があることでしょうか。
パイプオルガンの特徴は、音色が豊かなこと、足鍵盤があることでしょうか。
きらびやかな高音、お腹に響く重厚な低音。低く静かな低音も聴きどころでしょう。
そんな音楽をお聴かせできたら、とプログラムを考えてみました。
そんな音楽をお聴かせできたら、とプログラムを考えてみました。




おおー!弾いてる写真見て、ヴォルフガング・ツェラーがついに築地デビュー!と思いきや、ジャン=フィリップではないですか~(笑)!!寿司ずるい~!「日本の観光名所築地で弾ける」なんていったら、外人オルガニストにも大うけだね、きっと。またレポート楽しみにしてます(^^)。
organvitaさま
うんうんツェラー氏に似てるでしょ。特に横顔。でもこんなこと言ったらきっとめぐみちゃん怒るよね。師匠なのに。わはは。ちかごろ築地は外国人にとってかなりの観光名所なんだね。早朝市場の見学ツアー&お寿司+ランチタイムで弾くなんていう企画で、どなたか弾いて下さらないかしら〜。