まずは少し前のことになるが千葉の八千代市民会館での
「モーツァルト レクイエム演奏会」にオーケストラの一員として出演したときのお話。
幸運なことにこの曲とは縁があって、
もう何度も演奏する機会に恵まれている。
第1曲目の始まりのファゴットのメロディが聞こえてくるだけで、
いつもぐっと来てしまう大好きな曲のひとつ。
おっ今日は満員だ!

ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉と、市民による合唱団の
リハーサル風景。
指揮は岩村力さん。
真ん中にあるのがポジティフオルガン。
チェロやコントラバスと
同じようにオーケストラを
支える役割を与えられる。
本来オルガンは低弦楽器のあたり(写真の右奥)に配置されるが、
全体の音のバランスを考えた指揮者の指示により、
今回だけは特別に真ん中に移動した。
同じ動きをする低弦楽器のそばにいられると安心感があるが、
離れてしまうとこんなに怖いものか...。
オルガンと弦楽器とはそもそも異なる種類の音質なので、
タイミングがちょっとずれても、間違えてもものすごく目立つ。
弦楽器は「うわ〜ん」とゆっくり音が出るのに対して、
オルガンは鍵盤を押すとすぐに発音されるように出来ている。
いつも気をつけていないと、フライング気味に先に出てしまうので、
指揮者だけでなくチェロの首席奏者も同時に見ながら、
耳も澄ましてド集中。
猫のように、耳の角度が自在に変えられると便利なんだけど。
鍛えてみてもだめかな。
ポジティフオルガンの前面。

ふたを開けて上から撮った図。

入り切らない長いパイプは、
こんな風に曲げられて収まっている。
音色や高さが変わらないのが不思議。
鍵盤の下に並ぶ何本もの細い棒のようなものは、
「トラッカー」と呼ばれる鍵盤とパイプを結ぶもの。

楽器がどんなに大きくなっても、同じシステムで作られる。
オルガンはこんな風に車に積まれて、東京からやってきた。

リハーサルの合間は、暖かい日差しがさんさんと降り注ぐロビーで
くつろぎお弁当タイム。

お弁当にはやっぱり穂坂のお母さんの梅干しにかぎる。
今日は小梅をちょこんとね。

つづく




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