神田キリスト教会にて
ソプラノの高柳章江さん主催の
「死者と残された者のためのレクイエム」去年に続いて2回目の共演。

いらして下さった方が
静かにそれぞれの思いにふけって
いただけるように、
演奏前に照明が落とされて
教会内は外から注がれる午後の自然光と
キャンドルの明かりだけに。

演奏は1時間ちょっと、歌の伴奏とオルガンソロが交互にノンストップで続く。
楽譜がどっさりの図。

色とりどりのグラスに入ったキャンドル

幻想的な炎。

この教会は秋葉原電気街の真ん中に位置する。
終わって外にでると、
あまりのギャップにびっくり!

こちらは彩の国埼玉芸術劇場での
「光の庭プロムナード・コンサート」の模様。
ポジティフ・オルガンで、
カウンター・テノールの本岩孝之さんと共演。
コンサートホールの中ではなく、建物の中央にある広場に
楽器を持ち込んで演奏する。
驚くほど音が気持ちよく響く。
そして明るく広々とした空間。

ここでは音楽だけでなく、演劇の公演も行われる。
演出家の蜷川さんを度々見かけた素敵な廊下。

フランス、ガルニエ社製のポジティフオルガン。
椅子の中で風が作られて、椅子と楽器の間にある管を通って
パイプに風が送られるシステム。

本番当日は朝からガルニエ・ジャポンのマチュー・ガルニエ氏が
調律をしてくれた。
最近パパになったマチューは、
とろけそうな笑顔でこどもの写真を見せてくれた。

シャツにはガルニエのマークが。

楽器の送風管にも同じマークを発見。
「みねちゃんそんなの撮るなんてマニアだねぇ」
マチューったら、日本語がずいぶんうまくなったね。

このポジティフは、すべて金属のパイプが使われている。

カウンター・テノールの本岩さんとは学生の頃からのなが〜いおつきあい。
口癖のように
「会ったばっかりの頃はこーんなにちっちゃかったのに、
すっかり大きくなっちゃって。」なんて言う。
...ん?そんなに小さかったか?
最初会った時はバリトンだった彼、いつのまにカウンターテノールに。
恐るべき人。
何度も共演しているうちに、いまやすっかりあ、うんの呼吸。
かゆいところに手が届くとはこのこと。
終演後ご・き・げ・んポーズ。

劇場のオルガン担当の関下さん。
終演後はオルガン説明を自ら担当されている。

なぜかはじめて演奏する場所とは思えない
気持ちが落ち着く感じは、
みなとみらいホールでさんざんお世話になった才媛、
遠藤れなさんと太田郁子さんがこちらのホールに移られていて
ニコニコ迎えてくれるからだと
あとで気が付いた。
ところで本番までにリハーサルに数回通わせていただいたが、
ある日かばんのなかから文庫本を取り出そうとしたその時、
ゴツゴツとした触り慣れない何かが手にあたる。
ひぃいいい〜。
練習室の鍵を家に持ち帰ってしまった。
真っ青になってすぐにホールに電話した。
大変たいへんご迷惑をおかけしました。
久しぶりにお会いできたれなさん。
手にしているのは
ふいご、風箱、2本だけのパイプと鍵盤がついた、
オルガンの説明用に作られたもの。
ソ・ミー(カッコー)と音が鳴るのでカッコーオルガンと呼ぶ。

そういえば、春からずっと毎朝自宅のそばのどこかで
ホーホケキョとうぐいすが鳴く。
東京も捨てたもんじゃないと、得した気分で目覚める日々。
ホケキョオルガンも作ってみる?




minecoさま
水笛とバードコールのご紹介ありがとうございございました。
アウトドアーグッズが演奏で活躍しているとは思いもしませんでした。
今回の神田キリスト教会、彩の国さいたま芸術劇場の演奏会の模様、懐かしく拝見しました。
彩の国さいたま芸術劇場は、つい最近の7/25にも足を運びました。岩崎(小野田)良子さんのJazzyなオルガン演奏でした。かっこよかった~。
翌日、聖路加でお会いして話しましたが、オルガンの音が良く出てたねと満足な感想を語っていました。オルガンをあれだけJazzyに弾くのには本当にびっくりです。
本岩さんの「会ったばっかりの頃はこーんなにちっちゃかったのに、すっかり大きくなっちゃって。」すごく的を得ているようで。。。礼子さん家のフィガロの成長と同じでしょうか。。。
きっと本岩さんはminecoさんの(音楽家としての)成長をずっと古い時代から見届けてきたということなんですね。どうぞ、立派なホケキョオルガンの発注をお願いします。(笑)
彩の国さいたま芸術劇場での「光の庭プロムナードコンサート」に8/22(土)また足を運びました。
8月は大塚直哉さんとダンサーの熊谷乃理子さんでした。
大塚さんのオルガンの音色に合わせて熊谷さんが踊りを披露するという変わった演出。
夏休みスペシャルなので、子供主体のプログラム、子供たちも一緒に「崖の上のポニョ」で踊ったりと。子供たちだけでなく、大人にもと誘いがあって、熊谷さんに踊りの誘いの視線を向けられて困った場面もありましたが、無事きりのけて。
演奏会中に、見慣れた男性がアシスタントに。オルガン製作家のここの写真に載っているマチュー・ガルニエさん。えっ。ストップの切り替えのアシスタントを数曲行ってました。
演奏+ダンスが終わったあと、実は、ばらばらのオルガン部品をからっぽのオルガンケースに組み立てる催しがあったのです。
オルガンを組み立てる作業をガニエルさんと子供たちが。そして大塚さんとガニエルさん2人で説明をしてました。ガニエルさんは日本語は話せない人と勝手に思っていたのですが、な~んだ。ぺらぺらじゃな~い。
私の興味ある範疇だったのでそのしゃべりが実に面白かったですね。。私と同じなのか沢山の子供たちも興味津々。
子供たちをうまく弾きつける話し振りの優しいお兄さんって感じの大塚さんの一面もまた面白かった。けっこう真面目で、ある意味暗いイメージの男性オルガニストだと思っていたので。。
そんな彩の国さいたま芸術劇場でした。9月は川越聡子さんバロックバイオリンの廣海史帆さんで9/26(土)のようです。