2010年1月アーカイブ

世の中はこんなイルミネーションで、クリスマスムード一色のころ
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うっかり六本木ヒルズにある映画館に行ったら、
そこら中にカップルが溢れかえっていた。

そういえばいきなり脱線ですが
この映画、おすすめです!
3Dの映画館で是非どうぞ。
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...話を戻して、
師走の築地本願寺ではいつも通り
ランチタイムコンサートが行われた。
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この日に演奏して下さった米沢陽子さんは
カトリック山手教会のオルガニストをつとめていらっしゃるので、
前の日、クリスマスイブの夜は、深夜1時半くらいまで
横浜にある教会で深夜ミサの奏楽をされていたそうだ。
教会オルガニストにとって、最も忙しいこのシーズン、
さぞかしお疲れではないかと、なんだか申し訳ない気持ちで
お迎えしたところ...

このピカピカの笑顔を見て下さい!
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最近つくづく思うこと。
オルガニストは皆さん、とってもタフです。



最初に演奏された、オランダの作曲家、スゥエーリンクの
代表作として知られている大公の舞踏会は、
私も好きで良く弾きますが、
米沢さんによると、実はその弟子のシャイトの作品であるらしいと
いうことが近年判明したそうです。
おそらく、スゥエーリンクの曲の中でも
一番よく弾かれるのではないかと思われるこの曲が、別人のものだなんて。
かなりの衝撃です...

オルガニストの友人のみなさま、知ってました?

そして、11月の勝山さんに続いて
米沢さんもバッハの難曲トリオソナタを!
第6番ト長調 は、軽やかで輝かしい希望に満ちた曲。
米沢さんのお人柄そのものの明るい音色が、
さわやかな風のように本堂を抜けて行く。

オルガンは、ピアノと違って
強く叩いても音が強く鳴ったりしないので
どんな人が弾いても同じ音が出ると思うでしょ?
それが、ぜんぜん違うんですね。

きれいなタッチにうっとり。
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カメラなんか向けられちゃうと、ボク恥ずかしいなあ。
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「築地はやっぱりお魚でしょ」と海鮮丼を堪能された米沢さん。
この後翌日のコンサートの為に、元気に水戸へと向かわれました。
やっぱりものすごくタフです...
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ちなみに私は穴子丼に初チャレンジ。
お刺身は一通り食べてみたので。
なんていうと、イタリアの愛ちゃんに怒られるなあ。

ふわふわに柔らかい穴子がたっぷり。
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ところで明日1月29日(金)15時より、米沢さんの在籍される
東京芸術大学で演奏会があります。
みなさま、ランチタイムコンサート→築地でお昼ごはん
のあとは、是非上野へお出かけください。
詳細は以下の通りです。
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東京芸術大学大学院音楽研究科博士後期課程
学位審査演奏会

日時:2010年1月29日(金) 15時開演
場所:東京芸術大学奏楽堂(音楽学部構内)
入場無料
出演:米沢陽子(古楽科バロックオルガン専攻 博士5年)

プログラム

ザムエル・シャイト(1587-1654)
ファンタジア《ああ、私は傷ついている》 SSWV 103
エコー SSWV 128
天にまします我らの父よ SSWV 104

ニコラス・ブルーンス(1665-1697)
来たれ、異邦人の救い主よ

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)
ファンタジアとフーガ ト短調 BWV 542
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さて、今年初のランチタイムコンサートは、フランスのトゥールーズに留学されて、
いまでは金沢と東京を行ったり来たりしながら演奏活動をされている、春日朋子さんが
いらして下さいます。
明日、1月29日(金)12:20分より本堂にて、お待ちしております!

プログラムと、ご本人によるメッセージです。

【プログラム】

  L. Marchand : Premier livre d'orgue より

        1. Plein jeu 

 2. Tierce en taille

 3. Dialogue

 伊藤完夫:聖堂の朝

 D. Buxtehude : Passacaglia  ( BuxWV 161 )

 J. S. Bach : Praeludium et Fuga in C  BWV 547 )

 


新年最初の「築地本願寺パイプオルガン・ランチタイムコンサート」に

出演させて頂けることを、大変嬉しく思っています。

人それぞれが、さまざまな思いを抱いて集うお寺でのコンサートで、

皆様と共にひと時を持てますことを楽しみにしています。

春日 朋子

リープルホフから徒歩2分のところに、
チェンバリスト・オルガニストの
クリストファー・ステンブリッジ氏の山荘がある。

この旅を決めたころ、
北欧に住むともだちが、この山荘のあたりにしばらく滞在して
イタリアのオルガン音楽を彼と勉強してみない?と誘ってくれた。
しかしそのともだちが直前に行けなくなってしまい、
全く彼とは面識のない私が、ひとりで行くことになった。

かなりおそるおそる...

ドイツのシュトゥットガルトから半日かけて
電車を乗りついでたどりついたここは、楽器の宝庫だった。

オルガンその1(ドイツ・アウグスブルグ製)
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オルガンその2
イギリスから運ばれてきた、かなりの年代物
...というかぼろぼろのこの楽器は、
パイプの部分がむき出しのため布で覆われている。
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布の向こうはこんな風に古いパイプがずらっ。
これが柔らかかくて、かつ深い、味わいのある音がする。
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またこの鍵盤がなんとも良い手触りで、いつまでも弾いていたくなる。
指が吸い付くようで気持ちがいい。
結局一週間この楽器ばかり弾いていた気がする。
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ストップ。引っ張ったら抜けやしないかと、どきどき。
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チェンバロ
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これも
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こちらは調律中
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所狭しと(無造作とも言えないでもない)

おっこれは分割鍵盤だ。
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こちらも分割鍵盤。
わたしたちが普段弾いているピアノやオルガンは、
「ドの♯」と「レの♭」を同じ鍵盤で弾くように出来ているが
(これを異名同音と言います。)
この楽器では、♯が手前の黒鍵を、♭が奥の黒鍵を弾く(...だっけ?)ように
黒鍵の部分が2つに別れている。
これはミーントーンという古い調律法を用いた楽器のための、特別に考えられた鍵盤。
半日かけて練習してみたけど、かなりややこしい。
ノイローゼになりかけてマスターするにはほど遠いところで断念。
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これはピアノの前身、
ピアノフォルテという楽器。
この楽器もよかったなあ。
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クリストファーは、フレスコバルディなどイタリアの古い音楽の研究者として、
楽譜の出版にも力を入れているので、
ここは貴重な文献、資料、楽譜の宝庫でもある。
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そして窓の外は、ものすごく
のどかな風景。
なんだかとんでもないところに
来ちゃったなぁ。
電車を乗り継いで、到着したのがここ。
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オーストリアとイタリアが複雑に入り組んでいるこの辺りに入ると、
どの駅もイタリア語とドイツ語2つの駅名が併記されている。
というわけで、この駅はイタリア語ではヴィピテーノ、
ドイツ語ではステルツィンク。
...で、ここはどっちの国かというと、イタリア。

かつてオーストリアだったこの辺りは、第一次大戦で領土を奪われ、
ある日を境にイタリア領に。
そのためドイツ語を話すことを一斉に禁止されたりした、
という歴史があるかららしい。


ここからタクシーで5分ほど、ヴィーセンという村に向かう。
ヴィーセンはふたたびオーストリア。
ああ、ややこしい...

すぐそこは山!
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これから一週間滞在する宿はここ、リープルホフ。
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ドイツ語でzimmer イタリア語でcamereという表記があるが
どちらも「部屋」と言う意味。
普通の民家や農家を営む家主が、旅行者のために
部屋を貸してくれるところ。
日本語でいうと民宿というかんじかな?
ホテルよりずっと気軽で低価格。

牛さん達がお出迎え。
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うまれて2週間目だって!
...はて、わたし農業実習にきたんだっけ?
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リープルホフの外観。
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こんなに広い気持ちのよいお部屋。
さてどのベッドに寝ようか。
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早速荷物を出して、
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ごちゃごちゃ並べると
我が家のような気持ちになって
すっかり落ち着く。










                                         
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こんなあさごはんまで付いて、
一泊たったの25ユーロですぞ!
ん?このセリフ、前回の
スペインの時も使ったなあ。
ヨーロッパ貧乏旅行ばんざい!

コンサート情報を更新しました。
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 2月の50回記念コンサートにあたって、オルガニストで作曲家の近藤岳さんに
 築地本願寺のオルガンのための新作をお願いして、先日出来上がってきました。
 曲名は「薄紅の刻(うすくれないのとき)」
 2月の終わりにふさわしく、春の桜を予感させる
 繊細ではかなげな美しい曲です。
 この曲の初演というとてもうれしい、ありがたい機会をいただきました。
 さあ、練習練習...

◇1月16日(土)18時より、横浜みなとみらいホールで、
   神奈川フィルハーモニーの定期演奏会にオーケストラの一員として出演します。
   曲目は、ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス ニ長調」です。

新年、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします!

引き続き2009年春の旅の模様を続けます。
シュトゥットガルトからミュンヘンを抜けてオーストリアへ。

こんなのどかな景色が続く。
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だんだん山深くなってきたぞ。
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インスブルックに到着。
ここで乗り継ぎのため一休み。
すぐそこは雪山。
駅にはスキーを担いだ人がたくさん。
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なんともカラフルなバス。
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オーストリアのコーヒーのお味はいかがかしら?
なんだかオサレなセットでしょ?
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ちょっぴりおなかが空いたので、スープもつけちゃう。
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ここからローカル線で、ブレンナー峠を超えて
イタリアに入る。
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築地本願寺で副オルガニストをしています。それからあちこちでオルガンを弾いてい ます。 どういうわけかお寺でオルガンを弾くことになって、こうしてblogを書くことにもなっ て、そのことに自分でもびっくり。その日々の小さいびっくりを拾い集めて書いてい けたらいいな、と思っています。 これまで文章を書いたことも、写真を撮ったこともありませんが、習うより慣れろ、 ということで少しずつ。 たかがblogといえど、書いた文章は読めば読むほど何度でも直したくなります。 毎回なかなか送信ボタンが押せない、自分のもとから手放せないで苦しみます。 ある演奏家が『話したり書いたりすることも表現活動の一環』と話すのを聞いて、な るほど、と思うこのごろです。 好きなこと、もの:無類の猫好きです。ホットヨガ。最近ではホットフラも始めました。 気持ちがいいです。旅。散歩。車の運転も好き。文房具やさん。商店街。海外のスー パーマーケット。長風呂。家のベランダ。先日ダーツデビューをしてかなりおもしろ かったので、またやりたいなぁと。おいしいものを好きな人達と楽しくわいわい食べ ること。時々作ること。

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