〈2009年夏/アメリカ・ボストン〉










いつの間にか




このボストン合宿のもうひとつの目玉は、
Old West Churchでのコンサート。
大勢出演するので、演奏の持ち時間はひとり10分弱。
みんなで音を聴き合って、あーでもない、こーでもない
とバランスを確かめたりしながらわいわい練習。
遠慮なく(たまに毒舌)意見を言ってくれる友達は
なかなか作れるものではないので、
こういう機会は、じつはとてもありがたい。
それにしても10分弱だけ弾く、というのもなかなか難しいものだ。
前菜もデザートもなくいきなり、メインディッシュ。
すぐに、集中できるようにこころの準備をちゃんとしないと。
怖いよ...
大学を出た最初の春に、日本中の大学のオルガン科の学生が集まって、
コンサートで弾かせてもらう「新人演奏会」という一大イベントがある。
長い時間かけて一生懸命練習した渾身の成果を、
初めて弾く大ホールのオルガンで
(私の年は、学生の多い学年で出演者は総勢12名、
新宿文化センターのあこがれのオルガンだった)
それぞれが披露する。
どう弾いたかも覚えていないくらい、心臓がばくばくだったことを
何となく懐かしく思い出す。
ちなみに、おなじみイタリアの愛ちゃん、
そしてYokohama Lucy'sの一員、浅尾直子ちゃんと同じ年に出演。
到着した日の夜、特大ピザを囲んで浮かれ(すぎ)る3人の真ん中が直ちゃん。
みんなそれぞれ別々の大学を卒業したので、
当時はこんなに仲良くなることを、まったく想像していなかった。
愛ちゃんの超気合いの入ったお姫様ドレス
(中にふわふわのペチコートまで入っているあれ)が今でも忘れられない。
よく、足を動かしまくりのレーガーを弾けたものだ。若さか!?
はて、あれは何年前だったか......
ということで、それぞれひとりずつ練習タイム。
超しゅ・う・ちゅ・う
お〜い誰?
空いた時間に街をぶらぶら。
教会の近くの消防署。
なんだか消防車もカッコイイねえ。
ボストンのレンガ色の
街並に合わせた
しぶ〜い
セブン・イレブンを発見!
絵になる風景。
街のあちこち、
各ブロックに一軒ずつくらい
見られる、
気になるお店に入ってみた。
まずは、超音波バブルに
浸かって極楽〜。
続いてマッサージ。
気持ちよすぎ。
ベトナムから来た
この女性は、
少しの間
日本にも住んでいたことが
あるそうで、
話がはずむ。
柔らかくなった足の裏の
かさかさを削って、
爪を整え、
甘皮を丁寧にのぞいて、
ペディキュアを塗る。
オプションで親指だけに
ネイルアートまで。
これは、キラキラストーンを
器用にはり付けているところ。
ヤシの木を描いてくれた。
わたしたち日本人も含めて、アジアの人はこういう細かい仕事が得意な気がする。
アメリカで腕一本でがんばる彼女を、何となく誇らしく思ったりして。
そしてつるつるの足と
きれいな爪の出来上がり!
オプション込みで$30。
野田美香ちゃんは青に
可憐な白いお花を
親指にちりばめて。
きゃ〜かわいすぎる。
私たちオルガニストは
指を使うので、
爪はいつもかなり短く切る。
マニキュアも
手の感覚が鈍る気がして
何となく塗る気がしない。
おまけになんだか筋張って
色気ゼロの手です。
ということでせめて
足だけでも...
女子ですもの。オサレ心を満たされてスキップしながら歩く。
みんな見てみて〜。ふふふ。
旅行中のハイテンション。
さて、
教会に戻って...
みんなで
バタバタと
コンサートの
準備中。
衣装を
ボストンの
町中で
調達してきた
強者も。
お客様も続々と。
Old West Organ Society
のそうそうたるメンバーの
方々も。
ひゃ〜。
ただいま本番中。
緊張の演奏が終わって、ぴょこっとバルコニーから顔を出してお辞儀しているところ。
スティーブが激写。
ちっちゃっ。美香ちゃんか?
8人全員の演奏が終わり、下に降りていってご挨拶。
なんとスタンディング・オベーションで、にこにこの笑顔で迎えてくれた。
優しすぎる、ボストンの人々。
ホッとして、
談笑中。
お客様がみなさん
声をかけて
くれるのも
嬉しかった。
佑子先生を
囲んで。




日本中の大学のオルガン科の学生が集まって、
コンサートで弾かせてもらう「新人演奏会」という一大イベントがある・・・はて、あれは何年前だったか......
↑
聴きに行きましたよぉ~!
何年前か教えてあげましょうかぁ~?
懐かしい話がてんこ盛りの記事に、思わず食いついてしまいました。
「一大イベント」のあれからたったの数年。シミもシワも一つもできず、でかいピザを前にして相変わらず小顔の、当時と全く変わらない若さピチピチ溢れる同僚たちの姿(あ、+女っぷりは増したかしらね?!)を写真で確認できて、自分もついでに含めて、いつまでも若いって素晴らしい!と、ほくそ笑んでおります。(・・・あ、ちと無理あり?)
当時は数ヶ月前から緊張で安眠できなかったけど、たった数年後には、本番前にネイルサロンにいけちゃうようになったというのは、これもやはり経験と貫禄のお陰。素晴らしい。
いいな~。私も椰子の実描いてもらいたかったわ。いつかあの時のドレスで私も参加したいです。(あ、もうきっとウエスト入らないから無理)。
楽しそうなアメリカレポート、ありがとう(^^)。
あのドレスの所為で著名人になったオルガン会の要注意人物より。
オルガン探検家さま
がーん…まさかのいらして下さった方がここに…おほほほほ。おはずかしい。
organvitaさま
今思えば、アナタの大物ぶりの片鱗は、すでに○年前のあのときに見え隠れしてたのね。いえいえ相変わらずきんちょーしてじたばたしているところは、全く成長なし。わはは〜。ネイルサロンとか、東京にいたら、時間もないし、高いしなかなか行かないけど、旅にいくと不思議、そんな気にもなるものね。ドロミテのお山にはない?今度の来日の際はご一緒してみる?調べておくよ。それよりも、温泉か?やっぱり。