2010年12月アーカイブ

ばたばたばたばた...としているうちに
もう大晦日。
なんだか焦って、いまごろ年賀状を印刷しております。
きゃー年が明けてしまう。

31日深夜から、1月1日にかけて築地本願寺では
除夜会(じょやえと読みます)と除夜の鐘つきが行われます。

31日22時より本堂の門が開いて
23時より粛々と「除夜会」の法要が勤められ、
輪番のご法話の後除夜の鐘つきがはじまります。

本日22時30分から(約20分)
  0時ピッタリにはカウントダウンとクラッカーで新年をお祝いして
  オルガンをジャーンと!
  0時50分から(約20分)
以上の3回オルガンを演奏して
今年もみなさんと一緒に新年をお迎えします。
輪番による、「新年の書」や一年後の自分への手紙コーナー、
温かい甘酒、ココアを配ったり、今年はおでん茶屋も開店するようです。
楽しくなりそうです。
演奏しない時間は、ここに入り浸ろうかと思っております。
ふふふ。
卵とちくわぶと大根は絶対キープしておいてね、平井さん。

みなさま是非お誘い合わせのうえ、温かくしてお参りにいらして下さい。

詳しくはこちらから。

今年もこのブログにお付き合いくださって、ありがとうございました。
オルガンを通じて、驚くほどたくさんの出会いがあり、
多くのかけがえのない経験をすることができました。

みなさまに健康で、平和で、そしてキラキラと輝く新年が訪れますように。
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〈2009年夏/アメリカ・ボストン〉

この街にはヨーロッパに負けず劣らず、
歴史のある大きな教会がたくさんある。

教会の名前忘れちゃった...ごめんなさい
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はつみさんとスティーブが
掛け合ってくださって、
2台のオルガンを
見せてもらえることになった。
First Lutheran Charch
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2000年製作 2段鍵盤 27ストップ
リュックポジティフ付きの
北ドイツ様式。
オルガンの後ろからちょうど
西日が射して、ぼんやり光ってきれい。
でも暑かった...
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この楽器の工房で
(今も十分ヤングだけど)
が修業時代を過ごしていたらしい。
 製作者の名前の中に、
マチューの名前があった。

     













 
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音も鍵盤のタッチも非常に気持ちよく
夢中で弾く。
しかも裸足。
いつの間にかはつみさんが
撮ってくださっていた。

















続いてはChurch of the Advent
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ものすごく上手な聖歌隊がいるらしい
という情報を入手したので、
礼拝に出席した後
(本当に上手だったなあ。
あれは全員プロかしら??)
オルガンを見学させてもらう。
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The Aeolian-Skinner Organ Company Op.940
1936年製作
3段鍵盤57ストップ
ロマン派を演奏するのに適した楽器。
何となくお寺のオルガンに通ずる響き。
彩、フランクを熱演中。





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ステンドガラスと照明。























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細かい床の模様も美しい。
















暑い夏用。
聖書の朗読台?には、小型扇風機内蔵。
アナログで笑える。
銀杏の葉が黄金色にキラキラと輝く晩秋。
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この日は第11代顕如上人ご祥月命日(亡くなった日)の法要があって、
丸いお餅のお供え物が上がっていた。
法要ではお餅、お菓子、果物の順番でお供えするそうだ。
「お菓子、果物よりお餅が重要視されるのは、
お餅がごはんから作られているからだと思います。」
とは、撮影してくれた福井さん。
今日は外も中もゴールド祭り。
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演奏してくださったのは、国内外で広くご活躍されて、
横浜みなとみらいホールのオルガニストをなさっている、
我らがYokohama Lucysのリーダー、三浦はつみさん。
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コンサートに寄せて書いてくださった文章が、本当に素敵なので
改めてご紹介します。
ここからもう、演奏は始まっている。

「続いていくもの、伝えていくこと」

―果てしない宇宙から見たら、ひとりの人間は砂のひと粒より小さいかもしれません。

でもその小さな砂粒が寄り集まって、この世の時の流れをつないでいます。

永遠に続く時間、それを意味あるものにするのが私たちの務め。

さて、次の世代のために私たちは何を伝えていったらいいでしょうか―


このメッセージに基づいたプログラムはこんなふう。

◇J.アラン  世俗プレリュード第1番、第2

◇J.S.バッハ   前奏曲とフーガ ト短調 BWV535

◇J.アラン  子守唄 

山田耕筰 作曲/真船正己 作詞/ 坂本日菜編曲   讃仏

◇ R.シューマン  BACHの名前によるフーガ第1番 変ロ長調 作品601


最近はつみさんに近しい、若いオルガニストの中で妊娠、出産をする人が何人かいて、

その出来事が、とても印象に残っている、

と始めのごあいさつのときに話してくださった。

おなかの中にいる時から「今日はこんな風に動いた」なんて言って

本当に大事に大事にしているのを見て、

「ああ、自分もこんな風に大切に育てられていたんだなあ」

そんなことを考えながらプログラムを作ってくださった。

まさに、横浜ルーシーズのなかに9月と12月にひとりずつ、

年明けにもうひとり赤ちゃんが誕生する。

ルーシーズ第一次ベビーブーム。

同級生が3人ということに。

賑やかになります!

いまのところ2人は女の子。

さあ、文ちゃんの子はどっちか??


最近築地にもかわいいお客様が増えました。

ママになったルーシーズのみんなへ

温かくなったらお寺にお顔を見せに遊びに来てね。

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J.アランの東洋的で、神秘的な旋律の曲を軸に、コンサートは進んでいく。

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はつみさんは頼りがいがあって、正義感の強いたのもしい女性。
でもオルガンを前にすると、何かが変わる気がするのは私だけだろうか。
とても大きな、母のような、マリアさま(はつみさんはクリスチャンなので)
のような大きな優しさのオーラに包まれる。
この日は特に、強くそう感じた。
すばらしい演奏技術はもちろんのこと、そんなことはとっくに超えてしまった
もっと大きな、おおきなものをたくさん。

福井さんいわく、
「今日はいつも以上にすばらしい演奏だったと思います。
聴衆の聴きたいっ!!という熱意とその裏返しの静寂が、
私には痛いほど感じられる、そんな会でした。」
良い演奏は良い空間を作るのだなあ、と身を持って間近で体感することができた。
さあ、この貴重な経験を生かせる日が、くるだろうか...

この日はまた、仏教讃歌「讃仏」のオルガンのための編曲を、
はつみさんが作曲家の坂本日菜さんに委嘱して、
初演してくださった。
数曲から成る小さな組曲で、どれも逸品。
楽譜を見るとシンプルなのに、
聴いてみるとなんとも美しく音が絡み合って、
これぞ作曲のマジック!
終演後のお客様からの反響も良く、
またお寺のオルガニストほか、みなさんもとても気に入ったので、
坂本さんに楽譜の提供をお願いしたところ、
快く引き受けて下さった。
また再演される日をお楽しみに!


名演ですっかり気持ちがよくなってしまい、(←言い訳?)
不覚にも定番、「築地のひるごはん」の
写真を撮るのを忘れてしまった...
ご主人のスティーブさんがちょうど来日中で、
お店のなかにあった「いけす」に釘付けだった様子を
ぜひとも写真に収めたかったのに、残念...

というわけでずいぶん前になるが
みんなでパーティーをした時の模様。
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こんなお肉をどっさり食べたっけ。
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はつみさんが後日
「本願寺は本当に良い空間でした。ぜひ新しい音楽のお寺を作ってください。
伊藤先生からいただいたお父様の楽譜に、
直筆のメッセージが印刷されていました。
将来をしっかり見据えたすばらしいもので、これからのヒントになるかもしれません。
もし時間があったら読んでみてください。」
というメールをくださったので、改めて読んでみた。
ぐっとくる文章だったので最後にご紹介します。

芸術は 心の華である
美しい花が 肥沃の土によって開くように
芸術は美しく 豊かな心によって芽ぐむ
そのこころこそは 愛である
慈しみ 悲しむ心情である

伊藤 完夫 


さて、今年最後のランチタイムコンサートが、明日12月24日(金)に開催されます。

ランチタイムコンサート初登場!天野寿彦さんの演奏する、バロック・ヴァイオリンが

オルガンの柔らかい音色と溶け合って、優雅に、情熱的に、軽やかに楽しく...

様々な表情で歌います。年末の慌ただしい季節、

音楽で身も心もほっこり温まってお帰りください。

お待ちしています!



【プログラム】

◇ 作曲者不詳:三帰依


伊藤 完夫(1906-2005):ペダルのないオルガン曲第5


H.パーセル(1659-1695):こよなく美しい島


H.I.F.ビーバー(1644-1704):ソナタ第1番 ニ短調

J.S.バッハ(1685-1750):前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 545

           :トリオソナタ第1番 変ホ長調 BWV 525


天野さんからコメントもいただきました。                                            

明日は西洋のバロック音楽を中心に皆様にお聴き頂きます。

この時代の音楽の主な目的は「人の心を様々に揺り動かすこと」でした。

作曲されてから約300年たった今でも、時を超え、国を超え、宗教の違いを超えて、

人々の心をある時は喜ばせたり鼓舞したり、ある時は涙を誘い、

そしてまたある時は静め、整える力を持ち合わせています。

短い時間ではありますが、そのような音楽の力を皆様と共有できたらと思います。

天野 寿彦

                  






〈2009年夏/アメリカ・ボストン〉

アメリカで最も古い歴史をもつボストンの街並は
落ち着いた赤いレンガ色。
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古い、すてきな建物が並ぶ。
この赤い色に映える緑の木々。
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そういえばOld West Churchの大きな木は、
こんもりと丸くて好きなかたちだったなあ。
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かわいらしい扉のお宅発見。
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趣のある店構え。
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これはポスト。
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総面積20.2万㎡という、恐ろしく大きな公園、Boston Commonで
馬に乗った警察官に出会った。
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まるまる太ったリスの後ろ姿。
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お世辞にも
きれいとは言えない
噴水のなかで、
こどももおとなも
大はしゃぎ。













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主な交通手段は
地下鉄で。















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巨大な高層ビルと古い教会の屋根。
なんだかシュールな光景。




















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夕暮れの空は
見たこともない赤紫色だった。





















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ボストンと言えば...
それにしてもヘタウマ。





















つづく
寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今日は毎年恒例の、みどりが丘ふくしかん・クリスマスコンサートのご案内です。
アットホームな会場と小さなオルガンで、今年はバロック・ヴァイオリンの
天野寿彦さんと一緒に演奏します。

【降る音を浴びて〜バロック・ヴァイオリンとオルガンの優雅なクリスマス〜】
 日時:2010年12月16日(木)18:30〜
 会場:みどりが丘ふくしかん(東横線都立大学駅下車徒歩5分)
 会費:おとな2,000円(ワイン付き) こども(小、中学生)500円
 出演:天野 寿彦(バロック・ヴァイオリン)
    小島 弥寧子(オルガン)
 プログラム
 H.パーセル:こよなき美しい島
 H.I.F.ビーバー:ロザリオのソナタ ニ短調「受胎告知」
 J.S.バッハ:オルガン小曲集より 
           「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV 599

                                            「神の御子は降りたまえり」BWV 600

                                            「主キリスト、神のひとり子」BWV 601

                        :トリオソナタ第1番 変ホ長調 BWV 525

       :前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 545

    G.F.ヘンデル:トリオソナタ 変ロ長調 Op.2 No.3 HWV 388

くわしくはこちら↓から



もうすっかり銀杏の葉っぱが落ちました。
うっかりするとつるつる滑りますが、
地面を埋め尽くす黄金色はなかなかきれい。
いよいよ冬の到来です。
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12月3日(金)19時より横浜みなとみらいホールで、オーケストラの一員として
神奈川フィルハーモニー管弦楽団第267回定期演奏会に出演します。
よかったら聴きにいらして下さい!

指揮:現田 茂夫
チェロ:遠藤 真理
ソプラノ:幸田 浩子
バリトン:山下 浩司
プログラム
団 伊玖麿:管弦楽のための幻想曲「飛天繚乱」
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
フォーレ:レクイエム

詳しくはこちらから。


横浜みなとみらいホールのルーシー
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「築地本願寺」
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築地本願寺で副オルガニストをしています。それからあちこちでオルガンを弾いてい ます。 どういうわけかお寺でオルガンを弾くことになって、こうしてblogを書くことにもなっ て、そのことに自分でもびっくり。その日々の小さいびっくりを拾い集めて書いてい けたらいいな、と思っています。 これまで文章を書いたことも、写真を撮ったこともありませんが、習うより慣れろ、 ということで少しずつ。 たかがblogといえど、書いた文章は読めば読むほど何度でも直したくなります。 毎回なかなか送信ボタンが押せない、自分のもとから手放せないで苦しみます。 ある演奏家が『話したり書いたりすることも表現活動の一環』と話すのを聞いて、な るほど、と思うこのごろです。 好きなこと、もの:無類の猫好きです。ホットヨガ。最近ではホットフラも始めました。 気持ちがいいです。旅。散歩。車の運転も好き。文房具やさん。商店街。海外のスー パーマーケット。長風呂。家のベランダ。先日ダーツデビューをしてかなりおもしろ かったので、またやりたいなぁと。おいしいものを好きな人達と楽しくわいわい食べ ること。時々作ること。

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