






この日のプログラム。
◇ 作曲者不詳:三帰依
◇ 伊藤 完夫(1906-2005):ペダルのないオルガン曲第5番
◇ H.パーセル(1659-1695):こよなく美しい島
◇H.I.F.ビーバー(1644-1704):ソナタ第1番 ニ短調
◇J.S.バッハ(1685-1750):前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 545
◇J.S.バッハ:トリオソナタ第1番 変ホ長調 BWV 525
純和風の(当たり前か)、伊藤完夫先生の曲を練習しているときに、
違う部屋から雅楽の練習が聴こえてきた。
インスピレーションをもらわなくっちゃ、とじっと耳をすましていた天野さん。
お見事!この曲のヴァイオリンの響きは、完全に日本の音に。
もともと女声のソロのために書かれたものだが、
これがうっとりするような素敵な曲。
天野さんの研ぎすまされた美しい音と、
超!センスの良い演奏が、たまらない。
呼吸もテンポも自然で、合わせていて
「あ、ずれる」とか「あ、怖い」
と不安に思うことが全くなかった。
続いて演奏したビーバーの劇的なソナタも
これまで知らなかったけれど実に実に名曲だ。
知らない曲や、スタイルの曲を新しく知る喜び。
ああ、アンサンブルって楽しい。
この後、最初はバッハのトリオソナタを1楽章のみにして、
ヘンデルのトリオソナタも演奏することになっていたが、
リハーサルで音を出してみたら、このお寺の雰囲気とすこし違う感じがした。
というわけで今回はやめて、バッハを全楽章演奏することに。
トリオソナタは、右手、左手、足、をそれぞれの楽器の演奏者に見立てて
本来はオルガニストがひとりで弾くようにバッハが書いたもの。
ひとり3役です。
天才はまったく、恐ろしいことを考える。
凡人も演奏するってことを、お忘れだよ。
過去に大失敗したトラウマが脳裏によぎる...
それにしても隅々まで良く考えて書いてある、すばらしい作品だ。
今回はその1パートを天野さんが担当してくれた。
この曲の良さを、改めて発見。
ああ、アンサンブルって楽しい。
こうしてみると↓演奏者とお客様が近い。
近すぎる...
お寺のオルガニストのわたしはともかくとして、
天野さんはこんなに間近に人がいるところで
演奏する機会はめったにないのではないだろうか。

今回は福井さんが出張のため、北山さんが写真を撮ってくれた。
整然として、美しい構図です。





今日のおまけは、築地のリーサルウェポン(上ポン)こと
上杉さん(絶妙なネーミングは平井さん)の、
こわそうなあだ名とは裏腹な穏やかな笑顔!
これから大掃除ですって。
今月の携帯の待ち受け画面にどうぞ。
確実に癒されます。

さて、明日1月28日(金)、今年のトップバッターは、ヨーロッパで活躍中の
パリ在住、スロヴァキア人オルガニスト、モニカ・メルツォーヴァさんが
演奏して下さいます。
パリ仕込みの、すばらしい即興演奏も聴くことができそうです。
みなさま、明日の12:20に築地のお寺でお待ちしてます!
【プログラム】
◇A.ヴィヴァルディ-J.S.バッハ:コンチェルト ト長調 BWV 980
アレグロ/ラルゴ・エ・カンタービレ/アレグロ
◇J.S.バッハ:装いせよ、我が魂よ BWV 654
◇D.スカルラッティ:2つのソナタ
◇M.メルツォーヴァ:仏教讃歌による即興演奏
【モニカさんよりひとこと】
みなさまボンジュール、そして"コンニチワ!"
私の音楽、そして人となりの幾分かを本願寺で披露させていただけるのを
嬉しく思っています。これまで、2002年、03年、04年、05年、07年と
何度も日本で演奏してきましたが、仏教寺院で演奏する機会はありませんでした。
今回お招きいただいて、とても感謝しています。
ヴィヴァルディ、バッハ、スカルラッティという天才的な音楽家たちの
それぞれに異なる色合いをお楽しみいただければ幸いです。
私の国ではこんなふうに言います。
「音楽、そしてあらゆる芸術は、心と魂の慰めである」
アリガトウ。
モニカ
この文章の和訳をしているときに行き詰まって、
築地風琴会でご一緒の、聖路加の中村ひろ子さんに
「助けて〜!」とSOSのメールを出して添削をお願いしたところ、
夜中にも関わらず
ものの20分であっという間に、こんなに素敵な日本語に直してくださった。
ありがたや、ご近所さん。ありがたや風琴会...
ひろ子さんに感謝!




あした、聴きに行く予定です。
ネットラジオOTTAVA con brio(18:00-22:00)にあしたの
ことをメールします。放送してもらえるかは分りませんが、
今まで大丈夫でしたので多分・・・。
読んでもらえるとすれば19:00台だと思います。
では、あした。
今日はありがとうございました。
モニカさんの演奏、「すごい!」
特に最後の即興曲、オルガンの音を知り尽くした
音の切り替えを上手に使った盛り上げ方がすごかった!。
OTTAVAの聴き方、トップページ下方の「OTTAVAの楽しみ方」から推奨環境を「こちらのページ」でご確認の後(必要ならsafariをインストールして)トップページに戻り、1時的にポップアップブロックをはずして(Listen)を押せば簡単な登録で聞けると思います。
再びブロックする時は 「ottava.jp」のポップアップは許可する設定にして下さい。
アズキ色さま
モニカの演奏、圧倒されましたね。即興もすばらしかったですが、なんだか決定的な持って生まれた「血の違い」のようなものを感じて、「はは〜参りました」というかんじでした。
ご丁寧に説明をありがとうございます。OTTAVA聴けました〜。ありがとうございます!!