2011年2月アーカイブ

1月は、約1ヶ月の間日本にコンサートツアーに来ていた
パリ在住、スロヴァキア人の、モニカ・メルツォーヴァさんが
演奏して下さった。
お寺のコンサートも、インターナショナルになってきました。

ランチタイムコンサートの前々日は横浜みなとみらいホールの1ドルコンサートで、
前日はサントリーホールのプロムナード・コンサートで
連日演奏するという超多忙なスケジュールを、
軽々とこなしていたモニカ。


前日、夕方からの練習に立ち会ったときに
オルガンの演奏台にそっと置いてあった、
お寺の成田さんの優しい心遣い。
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練習のあと、なにか温かい和食が食べたいという彼女のリクエストにお応えして
お連れした、お寺のお向かいの和み竹若で。
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嫌いなものは?と聞くと、
「ナンデモダイジョブ、
ナットウモダイジョブ」
だって。
恐れ入りました。
お箸使いもこの通り。











コンサート当日の本堂。
ただいまインフルエンザ大流行中。
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お客様へのご挨拶は日本語で。

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本日のプログラム

◇A.ヴィヴァルディ-J.S.バッハ:コンチェルト ト長調 BWV 980

  アレグロ/ラルゴ・エ・カンタービレ/アレグロ

◇J.S.バッハ:装いせよ、我が魂よ BWV 654 

D.スカルラッティ2つのソナタ

◇M.メルツォーヴァ:仏教讃歌による即興演奏


しなやかに動く指。

身体中に豊かに流れる音楽が、この指先に集まっている感じがした。

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彼女の音楽はとても大きい。

快活なヴィヴァルディのコンチェルトも、

テンポはかなり速いにも関わらず、

音楽全体が忙しくならずに

大きな川の流れに乗って進んでいくような心地よさがある。

この身体に染み付いている揺るぎない大きさのようなものは、

日本人にはないヨーロッパの人特有のものなのか。

いくらまねしても、だめだろうなあ。


音楽は非常に表情豊か。

実際の表情もくるくる。

福井さん激写の

モニカの七変化をご覧あれ。

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本当に素敵な演奏に酔いしれていた最後の極めつけは、

即興演奏。

お客様に抽選箱の中から引いていただいた仏教讃歌は、

その名も「念仏」。

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これが、圧倒的にすばらしかった!

瞬時にパリのノートルダム寺院にワープしたような感覚におちいった。

ただただ、ひたすらブラボー。

福井さんも大興奮のメールをくれた。

本日ラストの即興演奏、とてもシビレました。

いつも聴く「念仏」がメロディアスに変化して、〜中略〜

外国の方だからでしょうか、想像力が豊かで、

音符に書かれたひとつの旋律から、いろんなメロディを思い浮かべるのでしょうね。

圧倒された、そんな表現がぴったりする演奏でした。

また、聴きたいアーティストの一人として覚えておきたいと思います。

素晴らしいものを聞かせていただき、大変ありがとうございます。」



いつもに増して大勢いらしてくださったお客様。

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口々に感動を言葉にされて、

帰っていった。

みなとみらいホールで演奏を聴いて、彼女のファンになっちゃって

今日で追っかけ3日目だよ〜。なんて言う方も。

すかさず「次はご近所の聖路加さんで聴けますよ!」

とチラシを手渡しました。


築地のお昼ごはんは、みんなで楽しく中華料理。

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北山さん&平井さんが食べていたパーコー丼。

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後日、モニカとふたりでごはん会。

彼女の滞在するホテルの近くの、串カツ屋へゴー。

ソース2度づけ禁止です。

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大喜びのモニカ。

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モニカのお財布。

しびれるかわいさ。

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さて、明日のランチタイムコンサートは

若手オルガニスト、私の大学の後輩にもあたる猿渡友佳さんが

エネルギッシュな演奏をしてくださいます。

プログラム

◆ J.クラーク                             トランペット・ヴォランタリー
◆ D.ブクステフーデ                  トッカータ へ長調 BuxWV.156
◆ 仏教讃歌集より                    新春讃歌
◆ A.ヴィヴァルディ                   『四季』より「春」
◆ L.J.A.ルフェビュール=ウェリ  退堂曲
◆ R.V.ウィリアムス                    ロジーメードル
 
今年の冬は本当に寒かったです。それでも暦の上ではもう春ですね。
春を実感できるのはまだまだ先になりそうですが、
私達の目に見えないところで新たな芽吹きは始まっています。
「初春」をテーマにお贈りする2月のコンサート、御本堂で皆様と一緒に
春の匂いを感じられたらと思います。
 

明日2月25日(金)12:20 お待ちしています!


〈川口総合文化センター・リリアホール開館20周年記念ガラコンサート〉
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来る2月26日と3月26日に、オルガニストの近藤岳さん、高橋博子さんとともに、
川口総合文化センターリリアホールの開館20周年記念ガラコンサートに出演します。
2月は大オルガン、ハルモニウム、ポジティフ・オルガンと、3台のオルガンを使って、
3月は3名の打楽器奏者とともに、盛大にお祝いします。
各公演異なる内容で3人で企画から作り上げてきました。
詳細は以下のホールのHPをごらんください。




おまけ
おっきなキャベツを買ったので
今週は名付けてキャベツ週間。

昨日の晩ごはん
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本日
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〈2010年9月11日築地風琴会〜平和を願うつどい〜〉



17時の聖路加国際病院礼拝堂。
中は人でいっぱいに。
私はお寺で準備に取りかかっていたので
残念ながらここでの様子を全く見ることが出来なかった。
法衣をまとって、汗びっしょりで撮影してくれた
福井さんの写真を頼みの綱に、
その模様をお伝えします。
本日の主役、なんとも美しい姿で
人々を見守る
ガルニエ社のオルガン。
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バルコニーもぎっしり。
ステンドグラスから入る光がいい。
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たくさんいる、聖路加のオルガニストの皆さんの中から、
本日の演奏は、伊藤純子さん。
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音楽に入り込んで、集中した様子の純子さん。
ああ、聴きたかったなあ。
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ブルーのブラウスと、ステンドグラスのコントラストが、絶妙。
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歴史ある落ち着いた静かな場所。
身を置くだけで、心が日常のあれこれから
すっと離れたところに行けるような気がする。
病院の患者さん、ご家族にとって、
いつも変わらずここにあるということの大切さを思う。
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上田憲明司祭。
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もうおひとかたの演奏は、小野田良子さん。
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この日の夜、すべてが終わってからお会いした良子姐さんは、
「あんなに大勢の人がいたのに、
静かで、なおかつ不思議な一体感が生まれていた。
もちろん、すごく緊張感はあったけれど、
集中して演奏することができた。
こんな経験は初めて。」
と興奮気味に話してくれた。
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いつ見ても、このシーン好きだなあ。
良子さんは、もうすっかりオルガンの一部になっているように見える。
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続いてはお寺へ移動。
〈2010年9月11日築地風琴会〜平和を願うつどい〜〉

まずはカトリック築地教会の模様から。
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本日の主役は、イタリアトスカナ地方の古道具屋さんに
無惨な姿で店先に置かれていた18世紀様式の小型オルガン。
ある神父様の目に留まり、持ち帰られた。
大事に復元されて息を吹き返し、再び元気に歌い始める。
生まれも育ちもはっきりしないこの楽器は、
ご縁があって1996年、日本に譲り受けられた。
しばらくの間横浜で静かに過ごした後、
昨年春からカトリック築地教会にやってきて
現在ミサの中で活躍している。
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これまでおそらく300年もの間
どんな人たちの手によって弾かれてきたのだろう。
こういう楽器は想像力をかきたてられる。
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この時代のイタリアの楽器の足鍵盤はたったこれだけ。
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オルガニストの松崎陽子さん。
日々楽器を大切にお世話する、重要な役割を担っている彼女は、
演奏だけでなく、風琴会結成時から
走り回って様々な準備を一緒にしてきた、なかま。
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   川口薫神父様。
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ここにはもうひとつ「ハルモニウム」というオルガンがある。
明治中頃にフランスから輸入された貴重な楽器。
老朽化によりしばらくの間演奏されていなかったが、
先頃修復されて、こちらも息を吹き返して、
豊かで温かい音色を響かせている。
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終わってほっとした表情の陽子さん。
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談笑中の川口神父様。
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さて、お向かいの聖路加に移動です。
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またまたつづく

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築地本願寺で副オルガニストをしています。それからあちこちでオルガンを弾いてい ます。 どういうわけかお寺でオルガンを弾くことになって、こうしてblogを書くことにもなっ て、そのことに自分でもびっくり。その日々の小さいびっくりを拾い集めて書いてい けたらいいな、と思っています。 これまで文章を書いたことも、写真を撮ったこともありませんが、習うより慣れろ、 ということで少しずつ。 たかがblogといえど、書いた文章は読めば読むほど何度でも直したくなります。 毎回なかなか送信ボタンが押せない、自分のもとから手放せないで苦しみます。 ある演奏家が『話したり書いたりすることも表現活動の一環』と話すのを聞いて、な るほど、と思うこのごろです。 好きなこと、もの:無類の猫好きです。ホットヨガ。最近ではホットフラも始めました。 気持ちがいいです。旅。散歩。車の運転も好き。文房具やさん。商店街。海外のスー パーマーケット。長風呂。家のベランダ。先日ダーツデビューをしてかなりおもしろ かったので、またやりたいなぁと。おいしいものを好きな人達と楽しくわいわい食べ ること。時々作ること。

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