4月3日、花冷えの日曜日の夕方の聖パウロ教会。
階段から見えるお庭の桜

今回はチケットを販売しなかったので、
一体どのくらいの人数が集まるのか見当がつかずドキドキ...
そんな心配に反して聖堂はぎっしり、200人もの方がいらしてくださった。

てきぱきと働くボランティアスタッフのみなさん

開演前の聖堂と、故・辻宏氏製作の白いオルガン
この楽器は3月11日の地震の影響でダメージを受けて、
いまだ鳴らないパイプがある。

開演後は聖堂内の照明を最小限にして、
音楽に静かに耳をかたむけていただくことになった。
全面ガラス張りで、外の光がたっぷり入ってくる聖堂内は、
時間が経つごとに少しずつ暗くなっていく。
アシスタントをつとめたわたしも、
時とともに
心が静かに静かになっていった。
こここのオルガンはひとつ一つのパイプに、誰かが息を吹き込んで、
笛を吹いているような音がする。
その素朴でなつかしいような音色が、
いつもより胸に沁みた。
教会のオルガニスト、佐藤礼子さんは、
そんなこの楽器を誰よりも上手に歌わせることができる。
そして礼子さんは演奏だけでなく
チラシ、プログラム作りから、進行に関わる事まで
文字通り走り回って準備をしていた。
共演は、ご主人で、声楽家の萩原潤さん。
深く落ち着いた歌声が、
オルガンの音色に包み込まれて
その一体感が、なんとも心地よい。
さすが夫婦、ますます息もぴったり。
バッハも、シューベルトも良かったなあ。
終演後の談笑の図

集まった義援金を集計する、スタッフのみなさん。
目にも止まらぬ早さで、お金を数えている。
中には会計士さんもいらっしゃったようだ。
さすがです。

......で、集まった義援金の総額は、
466,200円!!!!
このあと、みんなで喜びの一本締めをしました。
この大切なお金はすべて、
翌日礼子さんがスキップしながら(かどうかは定かではないが)
郵便局に出かけて
国境なき医師団に振り込んできてくれた。
ちょうど1ヶ月前の3月の11日に行われるはずだった
みどりが丘ふくしかんのにぎわい座は
地震のために中止となった。
そのかわりに、
聖パウロ教会をお借りして、お引っ越し公演で行われた
チャリティコンサートは
多くの方々の温かい気持ちによって、こうして大成功に終わった。
にぎわい座の4月の公演は
おととい8日にいつもどおり、ふくしかんで行われた。
この日の演目は、三笑亭可龍さんの落語。
実は、落語を生で聞いたのは初めて。
顔と身体の向き、そして声色で、
一度にひとり4役ぐらいを演じ分けたり、
センスや手ぬぐいをぱっと小道具にしてしまったり。
座ったままで、歩いたり、走ったり、
ハシゴにのぼるところまでを表現したり、と
とにかく、面白い。

ふくしかんに、笑顔が戻ってきた。
というより、大爆笑の渦。
それぞれ人によって笑うポイントが、
少しずつ違う。
だれも笑わないところで、
ひとりでおかしさがふつふつとこみ上げてきて困った。

オルガンの横に、ふくしかんの志村さん手作りの演台がある、
とってもシュールな光景。

遊びにきた礼子さんもご満悦。
手はなぜかグー。

思い切り気持ちよく笑った後は
近くの遊歩道の夜桜見物へ。

お昼間はこんな風。
春爛漫。




いいコンサートでした。照明が暗かったのも、とても静かな気持ちで音楽に集中できてよかったです。かつ、お金もいっぱい集まって何よりでした!
hirokoさま
ありがとうございます!暗い中で音楽を聴く機会って、良く考えてみるとそうあるものではないですよね。それにしても、潤ちゃんはよくあの暗闇で楽譜が読めたなあ、と関心してしまいました。
お金をちょっと多めに持ってのスキップ、ポケットから飛び出さなかったかな?・・・って、ちょっと心配になりました(^^)!。
アズキ色さま
なんとか無事に全額郵便局にはこべたようです!