2011年6月アーカイブ

〈2010年9月11日 築地風琴会平和を願う集い〉

途中になっていた風琴会のご報告を続けます。
いよいよ終盤、築地本願寺での平和を願う法要の模様です。
伊藤繁氏による、「瞑想」の
優しい音色が心地よく本堂を包む。
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オルガンの音色とともに、法要の始まりを知らせる鐘、喚鐘が響き渡る。
鐘の担当は、この日大活躍の三上彗教さん。
身体に直接響く鐘の音を聞いて、なんだかぞくっと身震いがした。
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そんな中、ろうそくを持ってご本尊にお供えする為に
緊張しながら歩くオルガニストの山本久美子氏とわたし。
歩き方も決まっていて、左・右・左・止まる・左・右・左・止まるを繰り返す。
ひい〜っ難しい。
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いらしてくださった皆さんも一緒に手を合わせる。
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お坊さん達が登場して
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雅楽の演奏が始まる。
曲目は平調「皇麞急(オウジョウキュウ)」「陪臚(バイロ)」
手前から、上杉さん、深水さん、朝戸さん、石川さん、名和さん、三戸さん。
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続く声明は、「讃佛偈作法」
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ご導師は、山本副輪番。
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法要に続いて、各会場の代表者による平和へのメッセージ。
カトリック築地教会 川口 薫 神父
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聖路加国際病院礼拝堂 上田 憲明 司祭
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築地本願寺 杉浦 浄澄 副輪番
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この9月11日に起こった悲しい出来事を忘れる事なく、
一人一人の心の中にある平和を考えるきっかけにしよう。
自分という枠から一歩外に出て、他者や、自分と違う世界と関わりを持とう。
ということをそれぞれの立場からわかりやすく語ってくださった。

最後に3人でご挨拶。
私たちはいまここで、すごい瞬間を共にしている。
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この後ダグラス・ラミス氏のトーク、カクマクシャカさんのライブに続いて、
最後は境内のキャンドルの中で、まやさんのライブ。
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その後はみんなで乾杯!
いい笑顔です。
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飲み足りずにさらに居酒屋へ移動。
暑い、熱い、一日でした。
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夜遅くまでメールでやり取りをして準備を重ね、
迎えた当日は、いらしてくださったたくさんの方々と一緒に
心が大きく動く瞬間を共有して、
大きな喜びを得たことは、
風琴会のメンバーの距離を一気に近づけてくれた。
きっかけとなった3台のオルガンに感謝!


築地風琴会は、今年度もまた開催を予定しています。
みなさまお楽しみに!
今日はすっかり遅くなってしまった
2月のランチタイムコンサートのご報告です。
気温が19度まで上がった2月末、
コートを手にかけて歩く人も多かった、とは
撮影してくれた福井さん談。

「春」をテーマに演奏して下さったのは
われらが横浜ルーシーズの最年少オルガニストでもある、
猿渡友佳さん、通称猿ちゃんです。

 爽やかすぎる笑顔。
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この日の春を呼ぶプログラムはこんなふうでした。
◆ J.クラーク                             トランペット・ヴォランタリー
◆ D.ブクステフーデ                  トッカータ へ長調 BuxWV.156
◆ 仏教讃歌集より                    新春讃歌
◆ A.ヴィヴァルディ                   『四季』より「春」
◆ L.J.A.ルフェビュール=ウェリ  退堂曲
◆ R.V.ウィリアムス                    ロジーメードル

曲目だけでなく、演奏もまことに爽やかでフレッシュ。
オルガンを弾く喜びに溢れた、という言葉がぴったりの音。
ブクステフーデのトッカータは、
くるくるとめまぐるしく表情が変わる曲。
瞬間瞬間に、がらっと色が変わる演奏は
ブラボー!でした。

曲はずっと春の到来の喜びを表すようなものが続くが、
最後の「ロジーメードル」は静かに祈るような、心にぐっと迫る曲。
この泣かせるプロブラミングにもやられました。


実は猿ちゃんは、大学も、その後学んだ音大の大学院も、
どちらの後輩にもあたる。
キラキラと輝く、エネルギー溢れる才能にかんぱい!

撮影してくれた福井さんがくれた、
この日の感想。
「新しいことにチャレンジするって、気持ちが若くないとできません。
だんだん年齢を気にするようになってきましたけど、
チャレンジする気持ち、いつまでも持っていたいですね。
わたしも頑張るけど、小島さんも頑張れ!」

こらこら、おじいちゃんみたいなこと言ってないで、
わたしたちもヤングに負けないようがんばるわよ!福井さん。おほほほ。


猿ちゃんの真剣な表情。
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仏教讃歌は自らのアレンジで。
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他人の楽譜って、何が書き込んであるのか、
非常に興味深いところである。
思いがけない人となりが垣間見えるような。
料理人の台所を見るようなものだろうか。
猿ちゃんが最初に演奏したトランペット・ヴォランタリーの譜面には
なぜか「他力本願」という、お寺で聞き慣れた言葉が力強く書かれていた。
聞けば、浄土真宗にもとても興味を持たれていらっしゃる、
彼女の通う教会のお知り合いに教えていただいたんだとか。

「他力の本願」は
もともとは、一般的によく使われる「他人任せ」という意味ではなく
大辞泉によると
「仏語 自らの修行の功徳によって悟りを得るのではなく、
阿弥陀の本願によって救済される事」
とある。

たしかに...コンサートの本番になると、
もはや自分の力で演奏しているのではなく、
自分ではないなにか大きな力に守られ、導かれて弾いている
ような感覚になることが時々ある。
改めて深い、いい言葉だ。


このころひどい花粉症に悩まされていたわたしは
眼鏡で(さすがに本番中はマスクはね...)ばっちりガードしながら
アシスタントをした。
花粉症の季節はお線香の煙が目にしみるぅ。
アイディアを駆使して音色を考えてくれた今回のプログラムは、
ストップ操作が超ハード。
久々に真顔になりました。
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この日の夕方は大きなご葬儀が入ったので、
境内は大きなテントに包まれていた。
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肝心の築地のお昼ごはん、
携帯でばっちり写真を撮ったのに、なぜかどうしてもファイルを読み込む事が出来ず
イタリアンをもりもり美味しそうに食べる、
コンサート後至福の猿ちゃんの1枚を、
みなさまにご報告できずに残念でした。


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さて、明日6月24日(金)のランチタイムコンサートは
カトリック初台教会の、英 貴子さんがいらしてくださいます。
昨日リハーサルにおじゃましましたが、
夕暮れの本堂に入った瞬間、なんとも豊かで温かい音が聴こえてきて、
もう本当に嬉しくなってしまいました。
みなさまにもぜひ聴いていただきたく、
明日12:20にぜひ、お寺にお越し下さいませ。


■ジャン・フランソワ・ダンドリュー (16821738

              マニフィカト

              ティエルス アン タイユ

■ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(15621621

             緑の菩提樹の木陰で

■ヨハン・セバスチャン・バッハ(16851750

             フーガ ト短調  BWV578

■フェーリクス・メンデルスゾーン・バルトルディ(18091847

              ソナタ第3番 イ長調  作品65

■伊藤完夫          幻想曲「釋尊鑽仰」

 

 

<英さんからのメッセージ>

今回、この長い歴史と伝統を持つ築地本願寺で演奏する機会をいただき、とても光栄に思います。私自身も東北出身ですが、この度の震災で心を痛められ不安な思いでいらっしゃる多くの方々に、一日も早く平安が訪れますように...心を込めて演奏いたします。      






6月24日(金)午後6:30より目黒パーシモンホール・大ホールで、
"わ"をひろげよう平和のうた・交響2011
に出演します。
いつもオルガンを練習させていただいている、みどりが丘ふくしかんが
関わっている、目黒の人々が中心になったコンサート。
ここはなんと自宅から5分のところにある、いちばん近いホールです。
併設されている大きな図書館は、ご近所のお気に入りスポット。
残念ながらオルガンがないので、
今回は電子オルガンをお借りして、
和楽器(横笛、尺八、太鼓)とのアンサンブルで演奏します。
最近すっかり和楽器づいています。

出演 小林 亜星
   NHK東京児童合唱団
   "わ"の合唱団
   田村 拓男/指揮
   繁下 敬子/指揮
   奈良 英子/ピアノ
   西川 浩平/横笛
   渡辺 淳/尺八
   多田 恵子/太鼓
   小島 弥寧子/オルガン
   ほか
   
詳しくはこちら↓から。
ちなみにこのチラシデザインは築地の平井さんにお願いしました。
パッと目につく斬新なデザインはさすが平井さん!


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来る6月17日(金)午後2時から、
横浜みなとみらいホールのオルガンリサイタルシリーズ28 パイプオルガンと尺八〜風〜
に出演させていただきます。 
日本の伝統楽器、尺八のエキスパートの三橋貴風さんは、
 胸というより、身体全部が震えるような、すばらしい音を出される方。 
たった1本の竹の笛で、ルーシーの持つ4623本の笛を圧倒します。
ジャンルは違っても、向かうところは一緒、
 一緒に練習させていただく度に、 たくさんの事を勉強させていただいています。

初共演、そして異色の組み合わせに、何日も前からすでに緊張していますが 
三橋さんの"すごい気迫"に乗っかって、 胸をお借りする気持ちで演奏できれば、
と思っています。 ぜひ、足をお運びください。 
曲目など、詳細はこちらホールのHPをご覧下さい。


おまけ
この間、よろよろさんについに初接近する事ができた。
ものすごいしわがれた声で「な〜〜〜っ」と鳴いて、近づいてきた。
案外かわいいお顔。
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その後ふくしかんに練習に行ったら、夏の匂いがした。
蚊取り線香の匂いって、なんか好き。
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近所のみどりが丘ふくしかんに、
オルガンの練習に行く道中でよく見かける猫。
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最初に見つけた時はかなりやせ細って、ボロぞうきんのような毛並みで、
ほとんど地面に同化して、くたっと張り付いたように寝ていたので
もしや息をしていないのでは...とドキドキした。

おそるおそる近づくと、よろよろと起き上がって逃げた。
...ほっ...生きてた。

それからよろよろさん、と名付けて
この猫がいるかどうか確認しながら通っている。

ちっともかわいくないのに、なんだか気になるのだ。
哀愁漂うというのか。

会えないと、どこかで倒れているんじゃないのかと、
車の下をのぞいてみたりして。

このよろよろさん、最近かなり太ってきた。

先日は、近くのアパートから出てきたおじさんに、
のそりと寄って行く姿を発見した。

昨日会ったときには、かわいらしい赤い首輪がつけられていた。
ちっとも似合わないが。
...それにしても女子だったか。


あいかわらずばっちいけれど。


いつも、日向を見つけて面倒くさそうに移動するよろよろさん。
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パイプオルガンを持つ不思議なお寺。
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築地本願寺で副オルガニストをしています。それからあちこちでオルガンを弾いてい ます。 どういうわけかお寺でオルガンを弾くことになって、こうしてblogを書くことにもなっ て、そのことに自分でもびっくり。その日々の小さいびっくりを拾い集めて書いてい けたらいいな、と思っています。 これまで文章を書いたことも、写真を撮ったこともありませんが、習うより慣れろ、 ということで少しずつ。 たかがblogといえど、書いた文章は読めば読むほど何度でも直したくなります。 毎回なかなか送信ボタンが押せない、自分のもとから手放せないで苦しみます。 ある演奏家が『話したり書いたりすることも表現活動の一環』と話すのを聞いて、な るほど、と思うこのごろです。 好きなこと、もの:無類の猫好きです。ホットヨガ。最近ではホットフラも始めました。 気持ちがいいです。旅。散歩。車の運転も好き。文房具やさん。商店街。海外のスー パーマーケット。長風呂。家のベランダ。先日ダーツデビューをしてかなりおもしろ かったので、またやりたいなぁと。おいしいものを好きな人達と楽しくわいわい食べ ること。時々作ること。

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