台風が近づいていて、風が強かった6月末の金曜日。
カトリック初台教会のオルガニスト、英貴子(はなぶさたかこ)さんが
弾きに来てくださった。
コンサート開始直前の本堂の様子。
登場する英さんに一斉に注目が。
撮影してくれた上ポンこと上杉さん、ナイスショット!
宮城県仙台市ご出身の英さん。
あの大きな地震が起こった時は、ご家族の事が
さぞ心配だったことだろう。
「震災で心を痛め、不安な思いをしていらっしゃる
たくさんの方々のために心を込めて演奏します。」
と静かに語ってくださった。
プログラムはこんなふう。
■ジャン・フランソワ・ダンドリュー (1682~1738)
マニフィカト
ティエルス アン タイユ
■ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562~1621)
緑の菩提樹の木陰で
■ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685~1750)
フーガ ト短調 BWV578
■フェーリクス・メンデルスゾーン・バルトルディ(1809~1847)
ソナタ第3番 イ長調 作品65
■伊藤完夫 幻想曲「釋尊鑽仰」
フランスでバッハと同時代に活躍したダンドリューの、
希望の光がパッと差し込んでくるようなマニフィカト、
続いて優しく慈しみ深いティエルス アン タイユの演奏で、
すっかりいい気分に。
最初の曲をお聴きしただけで、
初台教会にあるジュジェ&サンクレール社(カナダ)の
フランス様式のすばらしいオルガンで
日々演奏されているのが、なるほどよくわかる。
英さんは、オルガン工房をお手伝いしていたという
貴重な経験をお持ちで、
ちょっとしたトラブルであれば、ご自分で直してしまうらしい。
ふーむたのもしい!
ところどころで情熱が見え隠れする、
息の長いメンデルスゾーンの演奏も
素敵でした。
英さんのオルガンに向かう姿勢はどこまでも真摯で、
出て来る音にそのまま、その様子が表れている感じがする。
コンサートの数日前、リハーサルに立ち会う為に
本堂に入った瞬間に、
それはそれは温かい音が聞こえて来て、
とても嬉しくなってしまったものだ。
常に楽器と対話をしながら、楽器の声を聞きながら
演奏する事の大切さを、もう一度思い出させてもらった気がする。
復興支援の義援金の協力を呼びかける北山波さんと、
、
赤松郁子さん。
有能なオルガン担当の女子お2人。
そして、もう1名の敏腕オルガン担当、
シャイな平井さんに無理矢理笑顔を作らせた、珍しい1枚。
この笑顔の写真の数日後、平井さんはあきるの別院に異動となった。
これからは、しばらく離れて暮らしていた
小学生になったばかりのかわいい双子ちゃんと、
愛する奥様と晴れて一緒に暮らせる事になったそうだ。
でもね、いまだショックから立ち直れません。
こう見えても、お別れにはめっぽう弱いんです。
いつものスパイシーな冗談が聞けないなんて、
平井さんのいない伝道学事部の事務所は、すっかり寂しくなりました...
「あの素敵なチラシ、一体これから誰が作るのよ。」
と絶望していたら、「パソコンさえあればどこでも仕事できますから」
なんてイカすこと言ってくれちゃって。
今後も変わらずに助けてくれるそうです。
さすが、お坊さんの鏡です。
そう簡単には逃がしませんよ。
風琴会もよろしくね。おほほほ。
まったく同じ頃、ランチタイムコンサートは用事がないかぎり、5年近く撮影を続けてくれた福井さんも、
ご自身で新しくお寺を開く事になって、
埼玉の比企郡というところに引っ越して行かれた。
「キジの啼き声で目を覚まし、カエルの大合唱で床につく毎日。
自然豊かな地です。」
と書いたはがきをくださった。
ところで、前から思っていましたが
福井さんの書く文章って、とても老成してません?
「啼く」なんていう言葉、なかなかスラッっと出てこない。
前回、5月のランチタイムコンサートの写真とともに、
こんなメッセージが添えられていた。
このメッセージ欄には、撮影する福井さんの目から見た
ちょっとしたひと言が書かれていて、いつも楽しみだった。
度々ブログにも書かせてもらっていた。
「ランチタイムコンサートはわたしにとって、小島さんと一緒に歩いた時間でもあります。
撮らせてくださってありがとう。そしてこれからもよろしく」
うううっ。泣かせること言ってくれちゃって...。
撮影ばっかりで、探してみるとなかなか福井さんが映っている写真がない!
これは風琴会の時の、貴重な1枚。
わざわざ法衣に着替えて、ものすごく暑い中を汗だくになって3カ所撮影で回ってくれたっけ。
(また泣きそう...)
アップの写真を探していたら2008年のものを見つけた〜!
右手前が平井さん、そのお隣が福井さんです。
大切な仲間と離れるのは寂しくもあるが、
大切な仲間と離れるのは寂しくもあるが、それぞれが行かれた新しい場所とのつながりも出来て行くというものだ。
今後ともよろしくね。
しつこいようですが、簡単には逃がしませんわよ。
で、話を戻して、久々のお寿司。
この海老ちゃんが、とろ〜り美味しかったなあ。


さて、次回のランチタイムコンサートは、
立教学院オルガニストの崎山裕子さんが演奏して下さいます。
夏休み最後の週末、子ども達もぜひ一緒に、遊びにいらしてください。
8月26日(金)12:20に、築地のお寺でお待ちしています。
【プログラム】
■チューバ・チューン ニ長調 ラング
■芬陀利華 川上清吉作詞/山田耕筰作曲
■赤とんぼ ボヴェ
■エレジー ソールバン=ボール
■見上げてごらん 夜の星を 永六輔作詞/いずみたく作曲
■フィンランディア シベリウス
【崎山さんからのメッセージ】
大震災を乗り越えて先に進もうとしている、勇気ある方々に贈るプログラムです。希望の光を見出すことがなかなか難しい日々ですが、歌うことは祈ることだ と信じたいと思います。




昨年とてもよかった築地風琴会、
今年の情報がまったく無かったので15日、蒲田に仙台フィルを
聴きに行く途中、本願寺に寄ってたずねましたら、
まだ何も決まっていないとの事。
何か決まりましら、真っ先に教えてくださいね。
アズキ色さま
お待たせしております。現在風琴会は日程の最終調整中ですので、もう間もなく、9月にはお知らせできると思います。
8月の崎山裕子さんのコンサート
今までずっと思っていた事なのですが
私、実は1度でいいから知っている曲を
あのお堂でパイプオルガンの音と共に
声をあげて歌ってみたかったんだぁ
それ今まで言いたかった事の一つだったんだぁ
山崎さんの
「歌うことは祈ることだ」
胸張って言えるのって素敵だと思う
eminaiさま おーそれは念願が叶ってよかったです。「歌うことは祈ること」しみじみ良い言葉ですね〜