2011年10月アーカイブ


まだまだ暑い8月の終わりの
ランチタイムコンサートの日は
雲の多いこんな空だった。
立教大学オルガニストの、
崎山裕子さんが、演奏にいらしてくださった。
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この10日ほど前、
崎山さん率いる立教大学のオーガニスト・ギルドに所属する、
大勢の学生さん達が、お寺のオルガンを見学にきてくれた。
まずはそちらの模様から。

西日を浴びながら、沿革説明にじっと耳を傾けるみなさん。
丁寧に説明をしてくれたのは、
この夏から伝道学事部に配属になった
お寺の西原さん。ありがとう!
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彼女たちは学内で行われている礼拝で、
日々奏楽を担当している。
この日は朝から、月島聖公会→聖路加国際病院礼拝堂を巡って、
一日オルガンを弾かせてもらってきたそうだ。
お寺は、オルガンツアーのラスト。

ひとりづつ、ちょっとづつ弾いてみる。
最初は遠慮がちに。
すぐに、楽しそうに。

立教大学の新座キャンパスには、
お寺のオルガンと同じ、ドイツのヴァルカー社のオルガンがある。
作られた年も近く、響きもどことなく似ているので
学生さんたちはひるむことなく、
あっという間にオルガンと仲良くなっていた。

オルガンを弾いているのは、
ランチタイムコンサートでアシスタントをしてくれた、
大学院生の奥山史乃さん。
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崎山先生のデモンストレーション。
興味津々の後ろ姿。
先生みたいにいつか弾けるかな。
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見学が終わった後は、近くのイタリアンで打ち上げ!
なんとわたしまで、ご招待くださった。
このお肉!!!!
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さて、お話をランチタイムコンサートの当日に戻します。
本堂でのコンサートの準備は、
いつもリハーサルの始まる11時くらいから始まる。
ただいまアナウンスの原稿や、マイクの音量チェック、
被災地への支援募金箱の設置など、
忙しく動き回る、北山さんと赤松さん。
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三戸さんはのぼりを組み立てています。
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こちらは猪原さん。
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演奏者控え室にて。
おしゃれな崎山さんの
この素敵な衣装は、古い着物をほどいて
ドレスにしたものだそう。
差し色のオレンジが効いています。
お寺で演奏するのにぴったり!
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着るとこんなふうになる。
正面からの写真がなくてごめんなさい...
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崎山さんご自身が、

「大震災を乗り越えて先に進もうとしている、勇気ある方々に贈るプログラム」

とおっしゃっていたこの日のコンサートは、

こんな選曲だった。

■チューバ・チューン ニ長調                  ラング

芬陀利華                       川上清吉作詞/山田耕筰作曲

■赤とんぼ                            ボヴェ

■エレジー                        ソールバン=ボール

■見上げてごらん 夜の星を               永六輔作詞/いずみたく作曲

■フィンランディア        シベリウス



おそらくお寺の柔らかい響きの音に合わせて、

ラング、ソールバン=ボールといったイギリスの作曲家の作品を

選んでくださったのだろう。

ダイアナ妃のご葬儀で演奏されたというエレジーでは

静寂の中の美しい旋律に、

みなさんがじっと聴き入っていたのが印象的だった。


かの山田耕筰が作曲した仏教讃歌「芬陀利華(ふんだりけ)」は、

(私は恥ずかしながら今回初めて聴きました...)
こんなにシンプルな楽譜なのに
一度聴いたら忘れない名曲。
いらしてくださった方々も、予想以上に
大きな声で歌ってくださった。

このメロディが、最後に演奏して下さったフィンランディアの
あの有名な部分に
良く似ていたのにもびっくり!
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聖公会の流れをくむ立教大学の礼拝では、
聖歌のオルガン伴奏がとても大切にされている。
日々の礼拝の奏楽で鍛錬された、崎山さんの歌の伴奏は
特にすばらしかった。
「見上げてごらん、夜の星を」では
豪華なオルガンの伴奏に合わせて
いらしてくださった方々も
気持ち良さそうに、楽しそうに
演奏に参加してくださった。
「歌うことは祈ること」とおっしゃっていた
崎山さんのメッセージが、
みなさんに伝わっているのを身体で感じて、
なんだかとても嬉しくなった。


今回、アシスタントは学生さんがかって出てくれたので、
わたしはお寺にあるでっかいレンズのついた
カメラをもってうろうろ。
楽しかった〜。
でも使いこなすには、まだまだ勉強が必要です...

これは本堂の床。
こうして改めて見ると、かなり手が込んでいます。
ヨーロッパの教会みたい。
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本堂の扉から境内を見下ろした風景。
ここからの眺め、好きです。

帰っていかれる後ろ姿。
また来てね。
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築地のお昼ごはんは、イタリアン。
色とりどりの前菜。
このガラスのスプーンにのったゼリー寄せがグー!
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ようやくここへ来て、崎山さんの正面からのお顔をご紹介できました。
右側は、立教大学のチャプレン、上田亜樹子先生。

亜樹子(あじゅこ)先生は、築地風琴会ですっかり仲良くさせていただいている、
聖路加国際病院礼拝堂、上田憲明司祭の奥様です。
白ワインで乾杯!

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明日、10月28日(金)のランチタイムコンサートは、

フランスの国境にほど近い、ドイツのザールブリュッケンに留学中の

竹口苗里さんが演奏にいらしてくださいます。

本堂にドイツの風を吹かせてくれることでしょう。

お楽しみに!

コンサートのご案内はこちらから。


【プログラム】

G.ムファット(1653-1704):トッカータ第12

◇伊藤 完夫(19062005):ほとけはつねに

F.コレア・デ・アラウホ(1584-1654): 第2旋法による2声のソプラノのためのティエント

R.シューマン(1810-1856):バッハの名による6つのフーガより 第1番 ラングザム

F. メンデルスゾーン(1809-1847):ソナタ第4番 変ロ長調 Op.65-4


【竹口さんからのコメント】

皆様、こんにちは。今回、築地本願寺で初めて演奏させていただきます。

お寺で演奏させていただく、というのも初めてのことです。

演奏をする時に、曲や楽器はもちろんのこと、その空間、そして聴いて下さるお客さまから受ける影響はとても大きなものなので、いつもとちょっと違った今回のコンサートがどのようになるのか、今からとても楽しみです。

私の住んでいる南ドイツ出身で、フランスとイタリアで勉強したムファット、スペイン人のアラウホ、ロマン派の時代のドイツで活躍したシューマンの「ペダル付きピアノ」という今はあまり弾かれない楽器のために作られた曲と、メンデルスゾーンのソナタ、そして、伊藤完夫さんの佛教讃歌を題材にした曲を演奏いたします。

お昼のひととき、小さい旅行を楽しんでいただけたらな、と思います。

〈2009年夏/アメリカ・グロースター〉
ちょっと人工的な感じの
ブラックチェリー味の
ミネラルウォーター。
よくパッケージを見ないで買って、
ただの水だと思って一気に飲んだら
ものすごくびっくりした。
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いろんな味のクスクス。
私は松の実入りがお気に入り。
スティーブが、みんなの為に
お土産にどっさり買って来てくれた。
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ロックポートまで遊びに行ったときに
入ったカフェで食べたクッキー。
しっとりとしたクッキーのなかには
ベリーのジャムががたっぷり。
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名物、クラムチャウダーはクラッカーを
割り入れて食べる。
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これはFisk社の見学のあとに
ごちそうになったランチ。
真ん中の丸い形のものは
おいし〜い手作りのサンドイッチ。
その隣には大量のチップス。
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ある夜は、ホストファミリーのジムに
お手製の晩ごはんをごちそうになった。
ダイナミックなほうれん草。
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これはインゲン豆のようなもの。
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メインは白身のお魚。
2種類の粉をつけて、フライパンでさっとソテー。
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長っ細い香り米といっしょに。
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ある朝はフライドエッグ、キッコーマン添え。
さすがジム、わかってる〜!
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ある日の晩ごはんは、
長蛇の列ができる有名店、Clam Boxに連れて行ってもらった。
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みんなのお目当てはこれ。
クラムやイカやお魚のフリットどっさり。
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こちらは、大量のコールスローサラダ添え。
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みんな、すごい量を
食べる食べる。
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こんな木の下で、フリットを
ぱくぱくもぐもぐ。
もちろんコーラといっしょに。
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Lucys Party

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〈2009年夏/アメリカ・グロースター〉
オルガン工房Fiskの人々が、我々のために
その名もLusys Partyを開いてくれた。


気持ちのよい夕方
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こんな海を眺めながら
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ごちそうの準備が始まる。
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大量のロブスター。
まだ生きてます。
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このバケツの中で一気に茹でる。
ロブスターを手に
不敵な笑みを浮かべる直ちゃん。
スティーブが持っているのは、
工房で黙々と作っていた、おおきな鍋のためのふた。
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茹で上がるとこんなにきれいな赤い色に変わる。
新鮮なロブスターを、ひとり一匹ずつお腹いっぱい食べる幸せよ。
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このパーティのテーマはなぜかハワイアン。
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アタシもハワイアンだワン。
不機嫌そうな顔に見えるけど
決して怒ってるわけじゃないのよ。
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やっぱりここでも、ブロッコリーは生で!
こんなに大きなサラダボールは、日本には売ってないなあ。
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トマトとモッツァレラチーズのサラダ。
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これなーんだ。
真ん中にはバターが詰まってます。
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正解は、こんな風に
とうもろこしにバターを塗るための道具。
アメリカというところは、便利なものがあるなあ。
名前なんていうんだろ。
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明日10月7日(金)19:00 横浜みなとみらいホールで行われる、
神奈川フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会で、オーケストラの一員として出演します。

神奈川フィルハーモニー第275回定期演奏会
10月7日(金)19時 横浜みなとみらいホール
指揮/金聖響
ソプラノ/森麻季 メゾ・ソプラノ/林美智子 /  
テノール吉田浩之  バリトン/青山貴
合唱/神奈川フィル合唱団
曲目 モーツァルト:交響曲第29番 イ長調
         :レクイエム

モーツァルトの名曲、レクイエムでは
おなじみ、みなとみらいの大オルガン、ルーシーではなく
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ポジティフ・オルガンを使います。
今回は草苅オルガン工房製作の楽器をお借りしました。
こんなかわいらしい、小さなタンスぐらいの大きさの箱の中に
パイプがぎっしり詰まっています。
装飾もきれいです。
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オーケストラや合唱団をそっと支える役割をします。


繊細な風の感じや柔らかい音質、そして、なによりも
弾いていて本当に気持ちがよい、指に吸い付くような鍵盤。
大好きな楽器と火曜日から始まったリハーサル、金曜日の本番まで
丸々4日間向き合える幸せ。
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残席僅かだそうです!
よかったら遊びに来てください。
詳しくはこちらから。




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「築地本願寺」
パイプオルガンを持つ不思議なお寺。
「柳澤文子の日常会話 」
オルガニスト柳澤文子さんによる日々のブログ
「イタリヤ山小屋日記」
オルガニスト吉田愛さんによる日々のブログ。

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築地本願寺で副オルガニストをしています。それからあちこちでオルガンを弾いてい ます。 どういうわけかお寺でオルガンを弾くことになって、こうしてblogを書くことにもなっ て、そのことに自分でもびっくり。その日々の小さいびっくりを拾い集めて書いてい けたらいいな、と思っています。 これまで文章を書いたことも、写真を撮ったこともありませんが、習うより慣れろ、 ということで少しずつ。 たかがblogといえど、書いた文章は読めば読むほど何度でも直したくなります。 毎回なかなか送信ボタンが押せない、自分のもとから手放せないで苦しみます。 ある演奏家が『話したり書いたりすることも表現活動の一環』と話すのを聞いて、な るほど、と思うこのごろです。 好きなこと、もの:無類の猫好きです。ホットヨガ。最近ではホットフラも始めました。 気持ちがいいです。旅。散歩。車の運転も好き。文房具やさん。商店街。海外のスー パーマーケット。長風呂。家のベランダ。先日ダーツデビューをしてかなりおもしろ かったので、またやりたいなぁと。おいしいものを好きな人達と楽しくわいわい食べ ること。時々作ること。

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