毎回雨知らずのランチタイムコンサートだったが、



今回ばかりは冷たい雨が降り止むことはなかった。

主催者側としては新年初だし、お客様が少なかったらさみしいなあ...
と心配していたが、あけてみれば延べ400人以上がいらして下さった。
気がつけばこの1月で、ランチタイムコンサートを始めてから丸3年が経った。
ずいぶんまわりにも知って下さる人が増えて、楽しみに毎回いらして下さる方も。
本当にありがたいことだ。

2009年のトップバッターは我らが正オルガニストの伊藤繁さん!

プログラムは
・仏は常に:伊藤完夫作曲
・のんのさま:東村美穂作詞・中村八大作曲
・シャコンヌ ニ短調:パッヘルベル
・前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549:J.Sバッハ
・シャコンヌ ニ短調:パッヘルベル
・前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549:J.Sバッハ
右手にテーマがある曲→左手にあるもの→ペダルにあるもの
というように、
キラキラとした高音部からおなかに響く重低音へと下がって行く様を、
順番に聴かせて下さった。
中でものんのさまという仏教讃歌は、
じつにかわいらしく本堂の雰囲気を和ませていた。
さびの部分が「もののけ姫」に何となく似ている、
親しみやすい子供のための曲。
「仏教讃歌の中にもこんな曲があるということをこちらで紹介することで、
大学の児童学科の教員である私の役割を少し果たせたかな、と思っています」
というおはなしが印象的だった。
伊藤先生は学生達に向けるまなざしが本当に温かい。
コンサートホールと違って、演奏者を間近に見られるここでは
椅子が空いていても立って聴かれる方が
ずらっ。

お気に入りの場所でどうぞ!
この日はコンサート終了後に、「オルガニスト会議」が行われた。
正、副オルガニストと、伝道学事部のみなさん。

この会議室がまた趣があって、好きな場所のひとつ。
猫足の椅子や、シャンデリアがすてき。
会議の最初と最後には、お寺ならではの特別な儀式がある。
「本堂に向かって合掌、礼拝(らいはい)。」という言葉に合わせて起立して、
本堂の仏さまがいらっしゃる方に向かって手をあわせて、一礼するというもの。
最初は予期せぬ出来事にものすごくびっくりした。
「え?本堂?どっちだっけ」などとくるくるまわったり、
まごまごどきどきしているうちに
皆さんいつの間にか着席されて会議が始まっているといった感じだった。
3年経ったいまではすっかり慣れて、何食わぬ顔をしてやっているが
内心は緊張の瞬間であることに変わりはない。
議題は来年度の出演者のこと、2010年2月に迎える50回記念の内容、
キッズサンガ(子供のためのイベント)について、
オルガンの維持、保守、メンテナンスについてなど盛りだくさん。
教会でも、ホールでも、もちろんお寺でも、オルガニストには
演奏と同じくらい、時にはそれ以上の演奏以外の仕事がある。
この会議を経て、来年度12ヶ月のラインナップがつい先日決定しました!!
それぞれ忙しく活躍されている各地のオルガニスト10数人のスケジュールを調整して
日程を決めるのは至難の業。
パズルのように組み合わせながら、決まったのが奇跡のようだ。
出演してくださるオルガニストの皆さん、ご協力ありがとうございました。
お坊さんたちともども、楽しみにお待ちしております!
次回のランチタイムコンサートは、2月27日(金)12:20〜
新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあから、山本真希さんがはるばるいらして下さいます。
山本さんからのメッセージ
「伝統ある築地本願寺で演奏できること、とても楽しみにしております。」
曲目は
J.S.バッハ 幻想曲 ト長調 BWV572
新井 満 千の風になって 他
バッハの幻想曲幻想曲 ト長調 BWV572は、彼自身がフランス語でPiece d'Orgue (オルガン小品)と題を記した、大変珍しい作品です。
題名の通りフランスの作曲家の影響が色濃く見られます。
春の日差しが待ち遠しいこの季節にぴったりな、希望に満ちた輝かしい音色をお楽しみください。
春の日差しが待ち遠しいこの季節にぴったりな、希望に満ちた輝かしい音色をお楽しみください。
晴れたらいいなあ。




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