2月のランチタイムコンサートは、初の雪模様。
新潟から泊まりがけではるばる演奏に来てくれた山本真希さんいわく、
「新潟より寒いわ...」
寒い中いらして下さってありがとうございます!
親鸞さまが初めてかさこ地蔵に見えた日

真希さんとはもう何年も前に、南ドイツの講習会で
偶然同じホームステイ先に滞在したのが最初の出会い。
大阪出身の彼女は、ばりばりの関西弁で
美しい容姿とのギャップがとてもかわいらしいひと。
寒さをしのいで、冷たい手をこすり合わせて温めながら弾いてくれた。
しかも衣装はこんなに薄い生地で。
寒さのせいかお客様はいつもより少なく、
演奏して下さった真希さんには申し訳なかったが、
本堂は静寂に包まれて、しみじみと演奏を聴くのには
とてもいい空間だったように思う。
雪が降ると静けさが増すのはなぜだろう。
何年ぶりかに聴いた彼女の演奏はますます素敵になっていた。
普段のたたずまいはどちらかというと静かな感じが、
楽器に向かった瞬間一変する。
オープニングのバッハは、
パリッとしたところと繊細なところ、実にメリハリのある演奏。
彼女がオルガニストをつとめる新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ
の楽器は、スペインのグレンツィング社製。
コンサートの最後には、「春の太陽を待ち望みつつ」と
お得意のスペインの作曲家ブラーガのバッターリャという
楽しい作品で締めくくってくれた。
同世代のオルガニストがいろんなところで活躍して、
日々奮闘する様子を知ることが出来ると、本当に励みになる。
コンサートの前日はリハーサル終了後、
お寺の裏にあるイタリア料理屋さんで近況を報告しあいながらささやかに乾杯!
好物!ホワイトアスパラガスのパスタ。
しゃきっと固めにゆでて歯ごたえがたまらない。

次回のランチタイムコンサートは明日27日。
この4月よりミューザ川崎シンフォニーホールのオルガニストに就任される
近藤岳さんが演奏して下さいます。
即興演奏の名手だったオランダのスウェーリンクに負けず劣らず、
近藤さんもパリ仕込みの即興を聴かせてくれるかもしれません。
お楽しみに!
【曲目】
■J.P.スウェーリンク(1562-1621): 緑の菩提樹の下で
■J.A.ギラン(? - 1739): ティエルスをテノールで (「第2旋法の組曲」より)
■J.S.バッハ(1685-1750):前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 545
今年は過去最高の早さで桜の開花宣言がありました。
きっとコンサート当日は、東京でも桜が美しく咲き始める頃でしょうか。
今回は、そんな春の日を迎えたお昼間のひと時にふさわしい曲を選んでみました。
心踊る軽やかな音色、どこか懐かしく物想う旋律、そして光溢れた堂々とした響き...。
ぜひお楽しみ下さい。














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