11月末とは思えない暖かな金曜日、
各地の演奏で活躍され
聖徳大学、東京芸術大学で後進の指導にもあたられている
勝山雅世さんが演奏に来てくださった。
午後の陽がさんさんと降り注ぐ本堂
大学でオルガンだけでなく、作曲も学ばれていた雅世さんは
即興演奏もお手のもの。
コンサートの冒頭で仏教讃歌「きよけきひかり」を
ものすごく素敵に即興して下さった。
静かに幻想的に始まって
最後はまるでフランスオルガンシンフォニーのフィナーレのように。
かっこよすぎるぅ!!
惚れました。
続いてコンクールや大学院の入試の課題曲の常連、
バッハのトリオソナタ第1番を。
聴いているぶんには楽しげな明るい室内楽風のこの曲、
右手と左手と足が、それぞれ独立したメロディーを奏でるように書かれてあって
実はかなりの難曲。
わたしはかつてこの曲に泣かされ、
トラウマを払拭するのにずいぶん時間がかかった。
そんなこの曲を、実に楽しげに快活に
弾いてくれた雅世さんに、
思わずアシスタントの立場を忘れて
真っ先に感激の拍手をしてしまった。
背中も歌っているよう。

続いて北ドイツの作曲家、ブクステフーデの静かで美しいパッサカリアと
華々しいペダルソロがあるリューベックのプレアンブルムを熱演。
終演後、聴きにきて下さった方とお話する雅世さん。
そんなきりっとした「颯爽」という二文字がぴったりな印象の雅世さんの口から、
思いがけずふと「むっちゃすごかったの〜」なんていうかわいらしい
言葉が急に出ることがあってちょっとびっくり。
大阪出身なんだそう。
ギャップにますますやられますな。
そんなお話をしながら今日も楽しくランチタイム。
築地のばくだん娘、大内さんも2回目のコンサートにずいぶん
慣れてきたこの笑顔。

さて今年最後、12月のランチタイムコンサートはカトリック山手教会、
聖アンセルモ目黒教会のオルガニストで、
東京純心女子大学で後進の指導にもあたられている
米沢陽子さんに演奏していただきます。
クリスマスムード一色の世の中ですが、
お寺に入って静かに音楽を楽しんでみるのもなかなかいいものですよ!
明日25日(金)12:20から 築地本願寺本堂でお会いしましょう。
【プログラム】
S. シャイト:大公の舞踏会
J. S. バッハ:トリオソナタ第6番ト長調 BWV530
伊藤完夫:幻想曲「釈尊鑽仰」
D. ブクステフーデ:暁の星のいと美しきかな BuxWV 223
【12月の出演者、米沢陽子さんよりひとこと】
この年の瀬、世の中は、あまりに慌しくめまぐるしく動いています。
静かな本堂で心安らかなひとときをオルガンの調べとともにお過ごし
いただけますように...。来たるべき年の平和を願いつつ。






















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