桜が咲き乱れ、春爛漫!のはずが、
冷たい雨続きでお花見には少し早かった3月末。
それでもこの日は雨に見舞われることなく、
たくさんのお客様がいらして下さった。
演奏して下さったのは、
クラシックからジャズ、ポピュラー音楽まで、
ジャンルの垣根を越えた幅広い活動をされて、
パイプオルガンのみならずハモンドオルガンまでも

今回築地の名カメラマン福井さんが、残念ながら会議のため撮影にこられなかったので、
いつもの一眼レフではなくわたしの小さなデジカメを使って撮ってもらうことに。
というわけでお寺の中は何となく暗く、
さわやかな山口さんの表情をうまくとらえることが叶いませんでした。
ごめんなさい〜。
「春」にちなんだプログラムは、こんな風。
スウェーリンク/大公の舞踏会
バッハ/小フーガ ト短調
池辺晋一郎/リチェルカータ
ヴィヴァルディ/「四季」より春
仏教讃歌より/花祭りの歌
かわいらしいフルートの音色で生き生きと演奏された、
小フーガト短調がとても印象的だった。
終演後あるお客様が、
「小フーガは10年くらい前にとても辛いことがあったときに、このお寺に訪れて
たまたま聴いた思い出の曲なんです。
いろんなことを思い出してしばらく立ち上がれませんでした。
またこの場所で聴くことが出来て本当に良かったです。」
と涙ぐみながら話してくださった。
音楽によってその時の感情や景色、空気の感じなんかが一瞬にして
よみがえるということがわたしにもよくある。
こんな風に音楽と記憶が直接結びついていることに、
時々はっとさせられる。
続いて池辺晋一郎さんのリチェルカータが始まると、
本堂が神秘的なムードに一変。
曲中インドを思わせる音階やリズムがでてきたりして、
「東洋的な雰囲気がお寺にぴったりだと思って。」
と山口さんはこの曲を選んで下さった。
余談ですが、作曲家の池辺さんは、正オルガニストの 伊藤繁さんと
中学の先輩後輩だそうです。
そのことを伺った時のお話はこちらに。
ヴィヴァルディの春は、
わたしも連弾でご一緒させていただいた。
山口さんがオーケストラの譜面から
オルガンデュオ用にアレンジしてくださった。
オルガンはピアノより鍵盤の数が少ないので、
連弾をするときに、足や手がかなりぶつかってしまう。
「お互いぶつかっても、気にしないでいちいち謝らないでやろうね。」
と決めて、つかみ合いのけんかになることもなく(笑)
春の軽やかな室内楽を楽しく演奏した。




お客様から
「オルガンを聞くには本堂のどの辺りに座るのが一番いいですか?」
という質問を受けた。
ここのオルガンは、パイプケースが左右に分かれて建っているので、
できるだけ真ん中の、本堂の前の方に座るのがおすすめです!
みなさま明日はぜひお試しあれ。
終わったあとのお楽しみ。
築地のばくだん娘こと大内さん、
今日もばくだん丼を前に嬉しそう。


今回のカメラマン、三戸さんになにか記事になりそうな
オモシロネタを撮ってください〜!と言ったら
あれこれ探してくれました。
厳選の2枚はこちら。
どこから撮ったんだろう。
境内が一望できます。


猫のフィガロとマーヤの飼い主でもおなじみ、佐藤礼子さんと、 バリトンの萩原潤さんです。
ご夫婦で息のピッタリあった演奏をお楽しみください。
(オペラ「セルセ」HWV40より)
❧J.S.バッハ (1685-1750) コンチェルト ト長調 BWV592
❖J.S.バッハ (1685-1750) 「まどろみなさい、疲れた眼よ」
(カンタータ第82番「我は満ち足れり」より)
❧作者不詳 うぐいす
❖W.A.モーツァルト (1756-1791) 「鳥刺しの歌」(オペラ「魔笛」K620より)
❖印はオルガン+バリトン ❧印はオルガンソロ
同じ年にドイツで生まれながら全く違う人生を歩んだヘンデルとバッハ。
『神童』と呼ばれその余りある才能を生涯発揮しつづけたモーツァルト。
この3人の作品に加え美しい声を奏でる『うぐいす』も登場します。













最近のコメント