mineco: 2012年1月アーカイブ

11月25日のランチタイムコンサートは、
神戸でのコンサートのため、残念ながら
お寺にいる事が叶わなかった。
というわけで、
過去に一度弾いてくれた事があって、
気心の知れた友でもある、
飯沼彩さんにお願いした。

彩さんは、一昨年の年末に
女の子を出産したので
しばらく演奏活動をお休みしていたが、
ちょうどこどもが1歳になる頃の
このコンサートが、
栄えある復帰第一弾になった。

この日のプログラム。

■D.ブクステフーデ(1637-1707:プレリューディウム、フーガとシャコンヌ ハ長調 

■R.シューマン(1810-1856)子供の情景より 

 「見知らぬ国と人々について」「詩人は語る」「木馬の騎士」「トロイメライ(夢)」 

■伊藤完夫(1906-2005):瞑想 

■M.デュリュフレ(1902-1986):瞑想 

■J.S.バッハ(1685-1750):マニフィカトによるフーガ BWV 733 



演奏前の集中タイム。
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アシスタントは、昨年ここでも演奏してくれた、
(この写真は、別の機会に激写した、
猿ちゃんうどんをほうばる、の巻。)

彼女のアシスタントは、てきぱきとしていて
近頃、あちこちのオルガニストから引っ張りだこ。
今回は、そんな猿ちゃんに、
コンサートのレポートを書いてもらった。
写真猿ちゃん.JPG
 というわけで、ここからは
猿ちゃんの詳細なご報告をどうぞ!

お子さんを産んでお母さんになられてから

第1弾の飯沼彩さんのコンサートは、終始パワフルで母性に溢れていました。

 

1曲目のブクステフーデは、とてもダイナミックでハツラツとした演奏で、

まるでご本人そのもの。

IMG_0665.JPG.シューマンでは、その包容力のある音楽と楽譜を見つめる眼差しに、

お子さんに向けられるお母さんの表情を垣間見ることができました。

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また、この日のプログラムには、

伊藤完夫さんとM.デュリフレの《瞑想》が続けて演奏され、

その間の御本堂は深い沈黙と静寂に包まれました。

というのも、この2曲をお聴きいただく間、

3月の震災により被災された方々を覚えて想いを寄せましょう

というお話が飯沼彩さんからあったからです。

すると演奏の間、ご本堂に居合わせた人々の想いがひとつになったような一体感を感じ、

アシスタントをしていて鳥肌がたったのを覚えています。

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この日のコンサートには、約500人(ほぼ満員)のお客さまがいらしていたそうです。

皆さん、コンサートを聴いて元気をもらっているようでした。

 

コンサートの後は、飯沼彩さんのご主人とお子さん、柳澤文子さんとお子さん、
スティーブさん、伊藤先生を交えて賑やかなランチをしました。
お母さんは、ゆっくり食事をする間もなく赤ちゃんのお世話をしてました。
母はたくまし強し!です。
文/猿渡 友佳
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彩さんがコンサートの為に寄せてくれたコメントの中に、
「ちょうど1年前に娘を出産した体験や、
3月に起きた未曾有の大震災をとおして、
命の尊さを見つめ直す時間をいただきました。」
という一文があり、ぐっときた。
震災後、妙に涙もろくなったなあ...

この混乱や不安な時代の中で、
仕事を抱えながら
小さなこどもを育てて行くのは、容易な事ではないけれど、
今、この時に母となった彼女は、
こうしてオルガンを弾いて
人々になにかを伝えて行くという
とても、とても大切な役割を担っているのだと思った。
がんばれ彩!



コンサート後の、オルガン説明会は、
伊藤先生が引き受けてくださった。
黒山の人だかり。
41年前、お寺にオルガンがやって来た時からいらっしゃる
先生のお話にみなさん、背中が喜んでいるように見えます。
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さて、明日1月27日(金)は若手実力派で、横浜ルーシーズのお仲間でもある、
小清水桃子さんの、初登場です。
昨日リハーサルに立ち会ってきましたが、オルガンに向かう圧倒的な集中力にびっくり!
新年にふさわしい、キラキラした演奏とプログラム、みなさん、ぜひお越し下さい。
12時20分に本堂でお待ちしています!

【プログラム】

G.ベーム:カプリッチョ

W.A.モーツァルト:アンダンテ ヘ長調

■伊藤完夫(1906-2005):仏は常に

J.S.バッハ:協奏曲 イ短調 アレグロ-アダージョ-アレグロ


【 桃子さんよりひとこと】

新年最初のコンサートに出演させて頂けることを大変光栄に思います。

新しく迎える1年が喜びと希望に満ち溢れたものとなりますよう、

願いをこめて演奏致します。                          


〈2010年春/北イタリア・ドロミテ渓谷〉
今回は、一昨年の春、おなじみ、イタリアの愛ちゃんのところに
遊びに行った時の模様を綴っていきます。


KLMの機内食は近ごろ美味しくなった気がする。
なんでもアムステルダムの
ニューオータニのシェフが監修しているとか。
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        カラフルでポップな塩コショー !     
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機内から眺める空は、幻想的な色合い。
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飛行場に降りる直前。光の洪水。
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 この時は、フランスの
アルザス地方にしばらく
滞在した後で、
電車を乗り継いで
10時間以上かけて、
北イタリアへ向かった。
最初の電車は
フランスのColmarから
スイスのZurichへ。
きれいな車内。






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ただいまフランスとスイスの
国境を通過。
フランス側はミュールーズ、
スイス側はバーゼルになる。
この後チューリッヒに
近づいてくると、
いつの間にか車内放送は
フランス語からドイツ語に。









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電車が遅れてチューリッヒに
到着したので、
乗る予定だった
ミラノ行きの電車に
間に合わず...
ここで2時間足止め。
駅構内のこんな
素敵なカフェで、
休憩できたから
ま、いっか。
今日中にイタリアの
山の中まで
たどり着けるかなあ。






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ミラノ行きの電車の車窓
いろんな色の花が
咲き始めている。春だね〜!
そのうしろに見える
4月初めの山には、
ほんの少し雪が残っている。
今にもハイジとペーターが
出てきそうな
スイスの高山の中を
抜けて行く
この電車に乗ると、
いつも電車に酔って
ぐったりする。
なんだか急にアナウンスが賑やかになったなあ、とぼんやり聞いていると
いつの間にかイタリア語に変わっていた。




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ほうほうのていで
ミラノに到着。















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まだまだ乗る!
ミラノからボルツァーノに
向かう車窓。














午後7時くらいのボルツァーノ駅。
ここからもう一本電車にのって愛ちゃんの住む
テゼロの最寄り駅Oraへ。
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つづく
〈2010年9月・レストランカストール&軽井沢コルネ・コラボコンサート 2日目〉

 みなさま、明けましておめでとうございます。
いつも読んでくださってありがとうございます。
1年以上も前のことを書き綴っているような、ゆるゆるブログですが、
今年ものんびりお付き合いいただければ
うれしいです。

さて、2010年の秋に行われた
軽井沢コルネのコンサートのご報告を続けます。

ーーーーーーーーーー

朝早くから、外で尺八を練習する加藤さん。
東京でもこれが毎朝の日課だとか。
このとき偶然道を通りがかった方が、
コンサートにいらしてくださった。
これからはお寺の前でも、ランチタイム・コンサート前に
演奏をお願いしようかしら?

だめ?

そんな加藤さんは、ここ、軽井沢まで
なんと自転車でやって来た!
夜中に東京を出て、午後に軽井沢に到着、
第1日目のコンサートを聴いてくれて、
ごはんを食べたあと、
夕方からリハーサルをしても
まだへっちゃら。
どんな体力ですか?
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かとさんも、オルガンを弾いてみるの図。
ペダルを弾いているのに、
なぜか手が激しく動いています。
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この日のプログラム。


1. A.ガブリエリ:第1旋法のイントナツィオ

2. J.S.バッハ:トッカータ ニ短調 BWB565より

3. G.フレスコバルディ:「音楽の花束」より クレドの後の半音階的リチェルカーレ 

4.福田蘭童:「月光弄笛」「月草の夢」

 5. N.de.グリニー :    讃歌「来たれ、創り主なる聖霊よ」より

  テノール声部の定旋律による5声のプラン・ジュ/

5声のフーガ/グラン・ジュの対話

6. J.S.バッハ:「来たれ、異邦人の救い主よ」

7. 酒井 多賀志:オルガンと尺八の為の対話 作品22


加藤さんの気迫のこもった音に、

お客さまも興奮気味なのが伝わって来る。

わたしも吹き飛ばされないように、必死でついて行く

潔いほど全力で真っすぐ音楽と向きあうその姿勢に、

気持ちが引き締まって、びしっと襟を正す気持ちになる。


最後の曲のクライマックスでは、

白くて長いひもをしゅっと床に投げて、

あっという間にたすき掛けに早変わりする、すごい技をご披露。

恐れ入りました...


それにしても、もう1年以上も前の事になるのに、

演奏した曲の名前を見ると、この日の軽井沢の太陽の感じや

テラスからの美味しい匂いや、

おいしく食べた数々のごちそうや、

楽しい人々との会話や、

そういう思い出が一気によみがえるなあ。


カストールの好井 祐輔シェフ。

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アシスタントは、この日も文ちゃんこと、柳澤文子さん(一番左)。

お隣は、わたしの大学時代の友達たち。

はるばる遊びに来てくれた。

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じ・つ・は、この好井シェフと、文ちゃんが

前年2009年の、このコンサートで知り合って、

(その時の模様はこちらから)

この1年のうちに、あれよあれよと結婚!という

うれしいドラマがあった。


知らないうちにキューピッドになっていた...?

というわけで、

大澤さんや、カストールのみなさんにもご協力いただいて、

2人に内緒で

アンコールに結婚行進曲を弾いて、

お客さんとともに新婚さんをお祝いする、というサプライズを決行!

この結婚行進曲は、文ちゃんに気がつかれないように

事前に東京で加藤さんと練習しちゃったもんね。

あー今思い出しても楽しい。


加藤さんがぼそっと

「アンコールは、この日一番拍手が多かったよ

スタンディング・オベーションでみんな大喜びだし。

結局文ちゃんに全部持ってかれたね。

とつぶやいていた。

このときの写真がないので、2人の結婚式の時の写真を。

今では間もなく1歳になる男の子と仲良し3人家族。

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コンサートにはかわいいお客様もきてくれた。

友達の子どもは、会うたびにどんどん成長していて

ちょっぴり焦る。

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ピアノが大好きな弟君は、

オルガンをものすごい集中力で弾いて、

みんなを驚かせていた。

未来のオルガニスト誕生か?

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カストールの若手ホープ。

この2人、前日の夜にお散歩に出かけたら、

道に迷って一時間もさまよっていたそうだ

「本気で泣きそうでした。」

無事でなにより。

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このおやつ、懐かしい〜
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100本近いさんまを焼く藤野親子。
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さんまの美味しい匂いに誘われて、
この夜軽井沢中のハエが、大澤邸に襲来。
夜中に、ハエ退治用の電流が流れるラケットを、
鬼の形相で振り回すわたしの顔は、とてもお見せできません。
たくさんの殺生、ごめんなさい...
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すべて終わって、全員でお疲れさま〜!の一杯。
究極のくつろぎタイム。
ここで、わたしは謎の虫に刺されたようで、
翌日から足がどんどん腫れ上がり、
ついには優しい美代子さんが、病院につれていってくれるという、
痛いおまけも。
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コンサート数日後、
に添えられるCDの録音があった。
たくさんの機材をもって、
技師さんや著者の佐伯氏、そして出版社の方々がやってきた。
高性能のマイクを3本、オルガンの前に設置。
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廊下に並ぶ本格的な機械たち。
正座して聞きたいような気持ちで、
何回か録音した自分の音を、チェックさせてもらった。
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こうして秋の大イベント、
軽井沢での怒濤の一週間は終わった。


夕だち後の虹。
見える?
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築地本願寺で副オルガニストをしています。それからあちこちでオルガンを弾いてい ます。 どういうわけかお寺でオルガンを弾くことになって、こうしてblogを書くことにもなっ て、そのことに自分でもびっくり。その日々の小さいびっくりを拾い集めて書いてい けたらいいな、と思っています。 これまで文章を書いたことも、写真を撮ったこともありませんが、習うより慣れろ、 ということで少しずつ。 たかがblogといえど、書いた文章は読めば読むほど何度でも直したくなります。 毎回なかなか送信ボタンが押せない、自分のもとから手放せないで苦しみます。 ある演奏家が『話したり書いたりすることも表現活動の一環』と話すのを聞いて、な るほど、と思うこのごろです。 好きなこと、もの:無類の猫好きです。ホットヨガ。最近ではホットフラも始めました。 気持ちがいいです。旅。散歩。車の運転も好き。文房具やさん。商店街。海外のスー パーマーケット。長風呂。家のベランダ。先日ダーツデビューをしてかなりおもしろ かったので、またやりたいなぁと。おいしいものを好きな人達と楽しくわいわい食べ ること。時々作ること。

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