「坊」と「房」

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  昨日、「坊」と「房」についてお話ししました。房は今日では"ふさ"の意味で用いくるとが多いと思います。しかし、房の字は「戸」プラス「方」ですから、やはり「部屋」が本来の意味だったのでしょう。しかし、同じ部屋でも「独房」「雑居房」などは嫌ですね。

 さて、前回の「房」と一緒に申しました「坊」について、若干コメントします。

 「坊」とはもともと中国の古都長安(現在の西安)などで、約十キロ四方の大都を大街路で縦横に仕切り、その仕切られた1キロ四方あるいは、500メートル四方ぐらいの区画を坊と言いました。おそらくは乗り越えることの出来ない高い土(塀)で防護された区画という意味だったのでしょう。

  坊には、その大きさによって三方、四方などに坊門があり、その門は太鼓の合図で早朝に開き、夕刻には閉ざされる。だから夜間、外から侵入は出来ない。逆に夜間は坊内以外では歩行も出来ず、大都治安のためにはたいへん上手な施策だったと思われます。

  そのうちに、高い塀に囲まれた寺院のことを坊というようになり、やがてその中に点在する住居を指すようになり、はてはその坊に住む人を意味するようになった。そして、勿論、坊主とは「坊の主人」ということだったのでしょうが、更にそれも変じて「いたずら坊主」「落第坊主」などの語も出てきました。

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コメント(1)

「坊」の由来は初めて伺いました。
院号の「院」も、もともとはお寺を指す言葉だったそうですが、
では、どういった由来でお寺を「院」と呼ぶようになったのでしょうか?
お時間のある時にお答えいただけましたら、幸いです。
よろしくお願いします。

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