ウラ盆(2)

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 お釈迦さまの高弟・目連尊者は、死んだ
お母さんが、今ごろ、どこで、どうしている
だろうかと、神通力をもって観察したところ、
お母さんは生前、目連可愛さの余り、他人に
対して余りに吝嗇(りんしょく:けち)だった
ために、その報いとして死後、恐ろしい餓鬼道
に落ち、逆さまに吊され、空腹に苦しんでいる
ことがわかりました。

 そこで目連さんが、お釈迦さまに、どうした
ら、お母さんを餓鬼道から救い出せるかをお訊
ねしたところ、お釈迦さまは、

 「雨期(旧暦4月16日から7月15日まで、現在
の暦では大体7、8、9月の三ヶ月)の間に行われ
る安居(あんご:僧侶が森や寺院など一ヶ所に
滞在して修行する行事)が終わった自恣(じし:反省)
の日に、四方の僧伽(サンガ:教団)に供養せよ」

と教えてくださったとの『仏説盂蘭盆経』など
の教えに基づき、故人を偲び、その御恩に感謝
するのが盂蘭盆会(うらぼんえ)なのです。

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