保育園(4)

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 しかし私のこのような思いは、いわゆる
理屈のための理屈にすぎないであろう。

 上の書類を見ても、誰も太郎氏が出産
するとは考えない。

 世の中は、それで通るのだし、通して可い
と思う。
 しかし、これで通らない場合もある。否、
通らない場合が多い。そこに法律とか契約
など、難しい問題が必要となり、発生する。

 但し、親子とか夫婦、兄弟、朋友などの
間には、昔は、契約とか法律などというもの
は無かった。特に、親子、夫婦において、
そうだった。

 いや、佛さまと私たちとの間にも、格別に
契約などというものは無い。無くても親は子
を、夫は妻を愛し、佛は私たちを慈しみ、
子や妻や私たちは、親や夫や仏さまを敬う
というのが当り前だった。
 今、それが当り前でなくなりかけている。
そして恐ろしい事件が次つぎと起るのだが、
この、昔は当り前だった世の中にもどすため
に、私たち一人ひとりが、いや、国全体が
もっと真剣に考え、努力しなくてはならない。


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もう一度地獄を通らなければならないのでしょうか
大東亜戦争という地獄に会っても“当たり前”は帰ってきませんでしたが

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