お寺の楽器(2.木版)

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  文字通り、木の板です。但し厚さが5センチから10センチ位、上下が30~40センチ、横幅が70~80センチ以上のものが多いようです。


mokuhan.JPG 上縁に鉤を2つつけて本堂の廊下の軒先など然るべき所に吊り下げ、T字型に作られた木槌(桴、ばち)でカンカンと叩いて集合その他の合図に使用します。
 これがインド古代のガンター(犍稚)だろうと思われます。釈尊の時代にも、3ヶ月の雨期に僧院などに停住した際、集合その他の合図に使われたかも知れません。
 我が宗派では先ず一打し、そのまま打下ろし、最後に一打し、法要や勤行に出勤する僧侶に、着衣を促す場合などに用いられます。
 禅宗では、魚版といって、やや薄目に鯉の形に彫刻して(長さ1メートル以上)、集合の合図に用いています。何故、鯉なのか。魚は常に目醒めています。修行者の惰眠を戒めるためだそうです。


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