築地本願寺には築地聞真会という会があり、これは衆参両院国会議員の集りで、現在会員数84名、改選の都度、その1~2年の間に新入会員が次々と入って来られます。聞真会は年に2度、定例の会合があり、その日は朝8時からの勤行にお参りし、法話を聴聞し、会食にも出席されます。本願寺としては、御門主または新門様(次期門主)、時にはお二方が勤行、会食におでましになります。
臓器移植法案が可決された翌々日、中年で気鋭の某国会議員が来院されて、同法案の件について説明をいただきました。
御来院の議員は、聞真会の会員でもあるです。
臓器、殊に心臓移植の場合は、提供者側にも、それを受ける側にも、当事者でないと伺い知れない、深刻な苦悩がある訳で、暫くその問題についてもお話しをしていたのですが、ちょっと話題を外して、私は次のようなことを申し上げました。
「国民の高齢化が進んでいますが、(その後16日の厚生労働省の発表でも、平均寿命は過去最高で、女性が86.05歳、男性は79.29歳です。)特に問題は独居老人です。老人が独りで時間を過すのは大変なことだと思うのですが、その老人たちが楽しめるTV番組が、あまりに少ないのじゃありませんか。これでは福祉国家とは言えませんね。聞くところでは、TV業界も不況で、番組作成費を安上がりにするために、ギャラの安いタレントを多用する。すると、どうしても、若者向きの番組になるとか。全般的にTVほど公共性の高いものは無い筈なんですが、NHKだけでも考えてほしい。議員さんたちの御尽力で、何とかならないものでしょうか。」
「いや、おっしゃる通りです。しかし私たちでさえ、見る番組は少いですからね。」
昔の名画の再放送なども、高齢者が往年を想い出して若返るかも知れません。
とにかく、評論家の大先達・大宅壮一氏の言とかいわれる「一億総白痴化」が、このままではますます進む。日本はどうなるのでしょうか。
臓器移植法案が可決された翌々日、中年で気鋭の某国会議員が来院されて、同法案の件について説明をいただきました。
御来院の議員は、聞真会の会員でもあるです。
臓器、殊に心臓移植の場合は、提供者側にも、それを受ける側にも、当事者でないと伺い知れない、深刻な苦悩がある訳で、暫くその問題についてもお話しをしていたのですが、ちょっと話題を外して、私は次のようなことを申し上げました。
「国民の高齢化が進んでいますが、(その後16日の厚生労働省の発表でも、平均寿命は過去最高で、女性が86.05歳、男性は79.29歳です。)特に問題は独居老人です。老人が独りで時間を過すのは大変なことだと思うのですが、その老人たちが楽しめるTV番組が、あまりに少ないのじゃありませんか。これでは福祉国家とは言えませんね。聞くところでは、TV業界も不況で、番組作成費を安上がりにするために、ギャラの安いタレントを多用する。すると、どうしても、若者向きの番組になるとか。全般的にTVほど公共性の高いものは無い筈なんですが、NHKだけでも考えてほしい。議員さんたちの御尽力で、何とかならないものでしょうか。」
「いや、おっしゃる通りです。しかし私たちでさえ、見る番組は少いですからね。」
昔の名画の再放送なども、高齢者が往年を想い出して若返るかも知れません。
とにかく、評論家の大先達・大宅壮一氏の言とかいわれる「一億総白痴化」が、このままではますます進む。日本はどうなるのでしょうか。
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