広 場

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 会合で神戸に行き、三宮界隈で3次会までつき合って夜9時すぎ、隣り合うJRと阪急電車の駅の北側まで歩いてきたら、震災前には無かった広場が出現し、何と20歳前後かと思われる若者男女2~300人が、数人ずつ群がって、甲高い声でしゃべっています。まるで雀群のさえずりの中に入ったような騒ぎです。
 同行のM君は、「こんな姿を見ると、何だか背筋が寒くなりますね。」と言っていました。
 「家へ帰って勉強したらいいのにね。」と私。市当局としては、震災復興計画の一環として、昼間の市民に憩いの場を提供した心算(つもり)なのでしょうが、(昼間のことは知りませんが)夜、こんな使われ方をしているのです。善意、好意が相手によっては好結果を招くとは限らない一例だと思います。

 そう言えば、数年前、大阪・北御堂(本願寺津村別院)に勤務していた頃、京都での会合を済ませて夜11時ごろ、JR大阪駅に着きました。
 駅の構内を通ると、幾つかあるレストラン、喫茶店が若者で一杯です。
 タクシーに乗って、私
 「若い人たち、遅くまで仕事をして、家へ帰る前に、腹ごなしをするのですね。」
  タクシーの運転手
 「とんでもない。これから南へくり出すのに、腹ごしらえをしているんです。そして終  電車まで遊ぶ。乗り遅れたら、どこかで始発まで寝るのです。うちの娘だったら、ブ  チまわしてやる。」
 そう言えば、駅前から南へ走る、大阪市内最大の御堂筋。梅田新道の交差点を過ぎて、約1キロ先の堂島川の手前まで、一方通行の大通りの両側に2~3列ずつ客待ちのタクシーが並んでいます。その数ざっと300~400台。
 「ハハー、これで南へ行くんだね。」
 「そうですよ。」
 これらの若者が、将来、国を背負えるのか。
 その頃、日本はどうなってるだろうか。

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