母乳

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 何人かの熟年の坊守さん(お寺の奥様)と話をしていて、話題があちこちに展開(転回?)した挙句、少子化・高齢化社会から、子育て、そして遂に母乳にまで達しました。
 それにしても近頃は(可成り以前かも知れませんが)赤ちゃんの離乳が早いようですね。せいぜい新生児1歳ぐらいまでとか。
 「僕なんか、欲しくなったら、幼稚園に付き添って来ていた乳母のお乳に飛びついていましたよ。...乳首に唐辛子とかを塗られても、"そのうちに、もっと甘いお乳が出てくるわい"とか言って、かじりついていました。辛い後だから、余計に甘く感じたのです。」と言うと、「キャーッ」と笑われました。
 しかし御飯を食べなくても、肉や魚や野菜は無くとも、お乳だけで、赤ちゃんはどんどん成長します。これは人間だけの話ではない。犬でも猿でも、アザラシでも同じです。
 そして結論としては、
 「牛には牛乳、羊には羊乳、人間の赤ちゃんには、お母さんのお乳が一番いい筈ね」
ということになりました。
 お母さんのお乳が出にくい時、人間の赤ちゃんは已むを得ず、我慢して、牛乳や練乳を飲んでいるのではないでしょうか。
 人間のお母さんのお乳が人間に赤ちゃんにとってベストでなかったら、人間の母子とは言えない。母子の生命の伝達、造化の大原則に反すると思います。
 文明、文化、科学等が発達すればするほど、余程気をつけないと、他の諸分野にしても根本問題、大原則を忘れかねませんね。
 朝夕が大分涼しくなって来ました。
 秋の夜長など、折々に思弁を凝し、哲学してみましょう。

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