ところで、インドでは昔から五正色という考え方があります。五正色とは、青黄赤白黒の5色を言います。このうち前の4色は蓮の花の色でもあり、蓮はそれぞれウッパラ(青)クムダ(黄)パトマ(赤)プンダリーカ(白)という名で呼ばれています。
『仏説阿弥陀経』というお経に、極楽世界の蓮池に、車輪のような大きさの蓮の花が咲いていて、青色の蓮は青い光を放ち、黄色の蓮は黄色い光、赤い蓮は赤、白い蓮は白い光を放つ(青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光)と説かれていますが、この青黄赤白が正色。正色としてもう一つは黒ですが、黒い蓮はありません。
では、その五正色の中間の色、たとえば茶色とか鼠色とかはというと、これらは一括して"カシャーヤ"つまり壊色(えじき)と呼ばれます。仏教の僧侶だけでなく、バラモン教、ヒンズー教などの修行者も、このカシャーヤ色の衣服を着用していたのです。
このカシャーヤという言葉が"袈裟"と音訳されました。だから「袈裟」とは品物の名前ではなく、「色」の名前なのです。
そして、現在もタイ、ビルマなど南方仏教圏の僧侶が着用している法衣は、一見、黄色に見える場合もありますが、厳密には黄色ではありません。すべてこの壊色(えじき)(赤黄、赤茶、黄茶)なのです。
なお現在では何か適当な染料で白布を染めていると思われますが、かつては樹木の根、皮や牛糞(牛は聖獣)で染めたようです。
『仏説阿弥陀経』というお経に、極楽世界の蓮池に、車輪のような大きさの蓮の花が咲いていて、青色の蓮は青い光を放ち、黄色の蓮は黄色い光、赤い蓮は赤、白い蓮は白い光を放つ(青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光)と説かれていますが、この青黄赤白が正色。正色としてもう一つは黒ですが、黒い蓮はありません。
では、その五正色の中間の色、たとえば茶色とか鼠色とかはというと、これらは一括して"カシャーヤ"つまり壊色(えじき)と呼ばれます。仏教の僧侶だけでなく、バラモン教、ヒンズー教などの修行者も、このカシャーヤ色の衣服を着用していたのです。
このカシャーヤという言葉が"袈裟"と音訳されました。だから「袈裟」とは品物の名前ではなく、「色」の名前なのです。
そして、現在もタイ、ビルマなど南方仏教圏の僧侶が着用している法衣は、一見、黄色に見える場合もありますが、厳密には黄色ではありません。すべてこの壊色(えじき)(赤黄、赤茶、黄茶)なのです。
なお現在では何か適当な染料で白布を染めていると思われますが、かつては樹木の根、皮や牛糞(牛は聖獣)で染めたようです。
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