昭和38年11月下旬から年末にかけて40日間、前門主御夫妻のインド、ネパール、ビルマ、タイの仏蹟、仏教遺蹟御巡拝のお供をさせていただきました。お供は私の父なども含めて9人。だから都合11人の旅行でした。旅には喜び、感激、苦難、ハプニングもいろいろあり、以来40数年たった今も、各所の記憶が鮮明です。
ところがこの間に、前門主様御夫妻はじめ、お供の方がたも次々と亡くなられ、ここ7~8年間はI師と私と二人だけが生き残っていたのですが、そのI師が先般85才で逝去されました。そして、かねて何年も前から私も承っていたのですが、御遺言で私が本葬儀の導師を勤めさせていただくことになり、過日、日帰りではありましたが、参勤してまいりました。
I師とは旅行以来、少くとも年に1~2度はお目にかかり、いろいろと御指導いただいたのですが、訪印のメンバーは、いよいよ私一人になってしまいました。当時の思い出を語る相手も居られなくなり、淋しい限りです。
ところで、I師とは、このように40数年の御縁でしたが、実は今回の御葬儀の導師ということについて、また別の御縁があったのです。
それはI師の御先代のことです。
コメントする