夕刻、勤務を終えて役宅(宿舎)に帰って来たら、例によって職員の坊やや嬢ちゃんたちが、階段の近くで遊んでいます。
「やあ、こんにちは」
と、手を挙げたところ、中の一人、W君の次男坊が、大きな声で言いました。
「ごりんばん(輪番)しゃま。いつも紙ヒコーキを作ってくれて、ありがとう!」
私は答えました。
「ああ、また作ってあげようね」
彼は、すかさず言いました。
「○○ちゃんの分も、△△ちゃんの分も、□□ちゃんの分も、.........」
私―「はいはい。一度には作れないが、沢山ためておいて、パパにでも渡すか」
どうも、坊やの無作意の作戦、成功したようです。
いや、実は私も、子供たちの可愛い笑顔が見たいのです。
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