都心に在る別院から車で約30分。
御生前に諸役をお務め下さった御住職が逝去されたのですが、当方の日程の都合上、密葬にも本葬にも参上できないので、寸暇を見出して、お焼香に参上しました。
帰路、高速道路に入るまでの一般道路の左側に、見事に刈り込まれた生垣が暫く続きます。
手入れが大変だろうなと思っていたら、椿だろうか、ぽつんぽつんと白い花が見える。
緑一色もいいが、これも──と、その点在の度合いにも感心しました。
世俗に思うの最近のブログ記事
さる1月31日(2010年)とあるコンビニで、プラスティック容器入りの漬物を買いました。食べるため蓋を開けようとして何気無く賞味期限を記載したレッテルを見たら、何と、2008・05・28と印刷してあります。
中味は別に何でも無さそうなので食べてみたら、異常はありませんでした。
しかし賞味期限が切れて1年8ヶ月も経った商品が店頭に置かれていた事実に、びっくりしました。
世の独居男性諸氏よ、食品購入の際にはくれぐれも御用心下さい。
賞味期限の切れた独居男性より。
いつもは横の廊下を素通りするのですが、先日、自坊の中庭の池の方をチラリと見ると、鯉たちが、手前の方に群がっています。丁度、朝で、腹が減っているのでしょう。
「寒いんだけどなあ」
と思いながら、ガラス戸を開けて、餌をやりました。
大小数十尾が、口をありったけ大きく開けて、チュウチュウ、プチュプチュ、音をたてながら食べています。
それを見ていて、ふと思いました、「彼等には、これしか喜びが無いんだ」と。
それに比べて人間はどうでしょう。
悲しみも悩みも沢山あるが、喜びもまた一杯ある。人に生まれさせてもらったことに感謝すると共に、魚たちにも何かもっと他に、喜びを与えることが出来ないものかと思いました。しかし、まあ、せめて長生きして、子孫を殖やすことぐらいでしょうね。
さてその翌朝、やはり廊下から、ガラス戸越しに庭を見ると、大きな鷺が鯉を狙っています。パンパンと戸を叩いたら、フワッと飛び上り、向うの屋根にとまって、こっちを見ています。まるで、"ここまでおいで"と言わんばかりです。
折角、卵から孵化して、やっと身長5センチから10センチぐらいになった稚魚が、可哀そうに、これまで何十尾、いや何百尾、餌食になったことか。
「畜生め、空気銃でもあったら、絶対、仇討ちしてやるのに」
ちょっと用事があって、久しぶりに百貨店に行きました。ドアーを入った直ぐ目の前に、外国の有名ブランドの店が並んでおり、その一店のショーケースに、大小三つばかり、婦人用のハンドバッグが展示してあります。
「高価(た か)いんだろうな」と思いながら、ガラス越しに、ふと見ると、小さな、値札らしいものが、珍らしく、遠慮がちに(?)ついています。
別に買う宛もありませんが、興味に誘われて見てみると、一つは30万円、一つは50万円、一つは60万円也。
紙袋なら当然無料(ただ)でしょうし、小さく折り畳みの出来る布製袋も、一つ数百円で、流用っているそうです。
紙袋や布製袋とは使用目的が違うのかも知れませんし、女心は分りませんが、一体、どんな人が買うのでしょう。"不景気"と、どんな関係?。
いささかけちな例ですが、"1個200円也"のインスタント・ヌードルなら、最高3000食分ですものね。
夕刻、勤務を終えて役宅(宿舎)に帰って来たら、例によって職員の坊やや嬢ちゃんたちが、階段の近くで遊んでいます。
「やあ、こんにちは」
と、手を挙げたところ、中の一人、W君の次男坊が、大きな声で言いました。
「ごりんばん(輪番)しゃま。いつも紙ヒコーキを作ってくれて、ありがとう!」
私は答えました。
「ああ、また作ってあげようね」
彼は、すかさず言いました。
「○○ちゃんの分も、△△ちゃんの分も、□□ちゃんの分も、.........」
私―「はいはい。一度には作れないが、沢山ためておいて、パパにでも渡すか」
どうも、坊やの無作意の作戦、成功したようです。
いや、実は私も、子供たちの可愛い笑顔が見たいのです。
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